スマホの写真を整理していたらあるチラシのスクリーンショットが出てきた
全国あげものサミットFINAL in福島県三春町
これはスクリンショットした時点で開催(2019年3月)が終わっていたけれど、揚げもの好きとして参考に取っておいた。サミットに参加しているのはご当地グルメ、流行のチーズハットク、都内の人気店による創作料理など様々
その中で、ひときわ目立つ黒いものがあった
いか爆弾
“真鶴名物いか爆弾!!中にはトローリチーズといかの身が入ってピリッとブラックペッパーがきいています”。
各地のコロッケ、メンチ、唐揚げの茶色い中に異彩を放ついか爆弾。気になるから買いに行ってきた。
初めて降りた真鶴。どんな町なのだろう
ホームごしに少し海が見える
駅前。この時は車通りは少なかった
ナビによると、いか爆弾を販売する魚伝まで徒歩12分。少しの辛抱だから買食いは抑えて歩いた
駅近くの魚屋の惣菜が美味しそうだったけれど買わない。ちなみに黒い揚げ物は見られなかった
夏の太陽に照らされて 輝くフライは黄金色
※当方の主観により直射日光が当たっているわけではありません
初めての土地をキョロキョロして歩いた
石材店の軒先
絵になるマンホール
急階段
真っすぐ行くと階段
角ばった階段となだらかな階段
真鶴はウィキペディアに“町域は全般に起伏が多く、平地は少ない”と書かれているような階段が多い町だった
右から:階段
中:地下道の先に階段
左:何かわからないけど階段
階段があると登りたくなるものだ。いか爆弾の魚伝まで回り道して向かうこととなった
階段わきの三角ゾーンが謎
調子に乗って登っていたら個人宅の階段に遭い、慌てる場面も
いくつもの階段を登り降り、魚伝にたどり着いた
ポップなイベントチラシとは違い、老舗の風格ある店構え
魚伝は明治十年創業、港町の本気のひもの屋さんだ。店内に並ぶのはひもののみで、“いか爆弾はありますか?”と緊張しながら尋ねた
外にのぼりは立っていたのだが
そうして手に入れたいか爆弾がこれだ…!
ただ黒く丸い。店の注意書きより、“コゲているように見えますがイカスミ入りパン粉の衣です”
実物を見ても揚げ物とは思えない感じ。かぶりつくと衣はカリカリで油っぽくなく、中はじゃが芋だけどチーズとブラックペッパーのおしゃれな味で、イカのくにくに食感。単純にコロッケとは言い難い
港にて
食べていたら「俺のフレンチ」のおしゃれ料理を思い出した。たしか畑を模したバーニャカウダの下に敷いてあった食べられる砂が、いか爆弾の衣と似ている
画像検索より引用
真鶴のいか爆弾は、150円で味わうことができるワンハンドフレンチであった
初めに通ったニ藤商店でさつまあげも帰りに買って、美味しかったです