きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

真鶴のいか爆弾

 

スマホの写真を整理していたらあるチラシのスクリーンショットが出てきた

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全国あげものサミットFINAL in福島県三春町

 

これはスクリンショットした時点で開催(2019年3月)が終わっていたけれど、揚げもの好きとして参考に取っておいた。サミットに参加しているのはご当地グルメ、流行のチーズハットク、都内の人気店による創作料理など様々

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その中で、ひときわ目立つ黒いものがあった

f:id:sinomiy:20200830235406j:plainいか爆弾

 

“真鶴名物いか爆弾!!中にはトローリチーズといかの身が入ってピリッとブラックペッパーがきいています”。

各地のコロッケ、メンチ、唐揚げの茶色い中に異彩を放ついか爆弾。気になるから買いに行ってきた。

 

真鶴駅

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初めて降りた真鶴。どんな町なのだろう

 

ホームごしに少し海が見える

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駅前。この時は車通りは少なかった

 

ナビによると、いか爆弾を販売する魚伝まで徒歩12分。少しの辛抱だから買食いは抑えて歩いた

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駅近くの魚屋の惣菜が美味しそうだったけれど買わない。ちなみに黒い揚げ物は見られなかった

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夏の太陽に照らされて 輝くフライは黄金色

※当方の主観により直射日光が当たっているわけではありません

 

初めての土地をキョロキョロして歩いた

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石材店の軒先

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絵になるマンホール

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急階段

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真っすぐ行くと階段

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角ばった階段となだらかな階段

 

真鶴はウィキペディアに“町域は全般に起伏が多く、平地は少ない”と書かれているような階段が多い町だった

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右から:階段

中:地下道の先に階段

左:何かわからないけど階段

 

階段があると登りたくなるものだ。いか爆弾の魚伝まで回り道して向かうこととなった

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階段わきの三角ゾーンが謎

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調子に乗って登っていたら個人宅の階段に遭い、慌てる場面も

 

いくつもの階段を登り降り、魚伝にたどり着いた

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ポップなイベントチラシとは違い、老舗の風格ある店構え

 

魚伝は明治十年創業、港町の本気のひもの屋さんだ。店内に並ぶのはひもののみで、“いか爆弾はありますか?”と緊張しながら尋ねた

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外にのぼりは立っていたのだが

 

そうして手に入れたいか爆弾がこれだ…!

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ただ黒く丸い。店の注意書きより、“コゲているように見えますがイカスミ入りパン粉の衣です”

 

実物を見ても揚げ物とは思えない感じ。かぶりつくと衣はカリカリで油っぽくなく、中はじゃが芋だけどチーズとブラックペッパーのおしゃれな味で、イカのくにくに食感。単純にコロッケとは言い難い

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港にて

 

食べていたら「俺のフレンチ」のおしゃれ料理を思い出した。たしか畑を模したバーニャカウダの下に敷いてあった食べられる砂が、いか爆弾の衣と似ている

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画像検索より引用

 

真鶴のいか爆弾は、150円で味わうことができるワンハンドフレンチであった

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初めに通ったニ藤商店でさつまあげも帰りに買って、美味しかったです