きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

ゆめぷらざから安土

 

能登川の酒場で丁子麩を気に入ってからというもの、有楽町のアンテナショップ「ゆめぷらざ滋賀」で麩を買っていた
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奥の小鉢が丁子麩の辛子合え

 

ゆめぷらざで丁子麩の扱い方を教わり、自宅でも美味しく食すことができた。また、高島縮Tシャツを買ってみたところ通気性抜群で、快適に過ごすことができた。買う時にぷらざお姉さんに「夏が変わりますヨ」と言われたけど本当だった

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快適そうな私(右)

 

そんな信頼していたゆめぷらざであったが、先日に閉店した。滋賀県のアンテナショップとしては移転という形なのだが、経営母体が異なるためスタッフは変わるとのことで残念だ。今回はゆめぷらざで紹介してもらい向かった町について書こうと思う。

 

 

【安土編】
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ここは近江八幡駅

 

駅近く徒歩で楽しめる町という条件で安土を紹介してもらったが、隣の近江八幡駅で降りた。気になる店があったから。

 

このクチコミ


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https://s.tabelog.com/shiga/A2503/A250301/25006149/dtlrvwlst/B138303168/

 

 

うん、見てみたい。

このお肉屋さん「カネ吉山本」が近江八幡市近辺に4店舗あり、各店の口コミに〝みんなコロッケ何十個も買っていく〟と書かれている。これはガイドブックに載らない地元の名店というものでは…
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駅を降りる階段に看板があった

 


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「コロッケ以外に買うとしたら何がいいと思いますか?」と観光案内で聞いた。口コミにあるようにカネ吉は地元客が多いらしく、観光客に尋ねられることは珍しいようで案内スタッフは困惑の表情を見せた。が、「私はコンボが好きですが」とけんそん気味に教えてくれた。

 

 
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店の前

 

 

店内は精肉とフライの売り場が分かれていて、対面の冷ケースには未加熱のフライがずらりと並んでいた。揚げ物コーナーが白い

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運良く一瞬客が途切れて写真撮れた

 

 

コンボとはだしがよく染みたこんにゃくのフライだった。こんにゃく棒の略だろう。コロッケは甘くクリーミイ。本当にお客がひっきりなしに10個ずつくらい買っていたが、納得できる旨さだった
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フライでエネルギー充分に。安土へ出発

 

 

近江八幡から安土駅まで歩く。スマホのナビによると線路を挟み北と南側と、二つのルートがあり、どちらも50分くらいかかる
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あっ近江商人

 

 

観光案内にて、〝南側は辺りに人がいないだろうから何かあった時に大変〟との助言を頂いていたので北ルートを進む。こちらは48号線という広い道だった
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大きい建物が多くあった。これはJAビル前のイラストがかわいい看板。「きてか~な」はJA直売所の名であり、〝来てね〟を意味する方言だそうな。

 

 

しかし真夏のロードサイドは暑かった。日陰がない。15分ほど過ぎたところに現れたペットショップに入った
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冷房と犬見てだいぶ回復できた

 

 

動物を見ると休まるため、旅先にそのような施設があれば寄るようにしている。

気を改め再出発。しばらくすると道がせまくなってきた
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歩いたおかげで名物、飛び出し坊やを沢山見ることができた

 

 

ひとけがなくなってきた。あかこんバス(市民バス)の停留所を見ると運行は1日6本である。ここで何かあったら尋ねる人も交通機関もない。

不安を抱えながらスマホナビに従い進むと、いよいよ田んぼ道に連れて行かれた
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しかしこの空とキミドリの鮮やかさよ

 

 

景色がキラキラしていた。広大な中を一人で歩く。気持ちが良い

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水の中までキミドリ

 

 

その光景に暑さと時間を忘れた。おまけに趣味の石仏も多く見ることができた。写真うつり悪いが

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農道の中


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街道わき


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堀から突き出ている

 

 

立ち止まりながら進み、気付くと安土駅付近に着いていた。観光案内のような施設があったので入ってみる
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ぶどうが出てきた

 

 

びわこサイダーは買いました。

当時スタッフはおじさん一人。館内には農産物の販売や、山車など観光資源の展示がある。自分が旅行者と告げると、皿盛りのぶどうを〝食べて〟と下さった。親戚の家に来たみたいだ。施設は「楽市楽座館」といった
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写真撮る暇なく話し、これはちょっとのスキにカメラを向けた天井

 

 

ここは歴史的建築、かつての滋賀銀行を残すために地元の有志20名程で運営、土日に開館しており月に一度のペースでおじさんの管理日が回ってくるそうだ。もし通うことができたら、一月に20名の色んな話を聞くことができるってこと
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「お客様とのコミュニケーション:つながりを大切にしている」

 

 

たくさんの話の中で、町に石仏が多い件を伺うと、〝このへんは一家に一つ地蔵がいる〟とのことで興奮した
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近くに石屋があった

 

 

1時間くらいだろうか、過ごしていると今からここで日本語を教えるという先生がやってきた。自分がこの辺りの、特に水の清らかさに感動したことを話すと、近所の湧水の道を紹介してくれた。〝○○さんがいつも掘を綺麗にしていて、足つけると気持ちいいよ~〟

 

 

来た

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湧水はすぐ近くにあったが、○○さんの堀なのか?迷ったが目の前に鴨が泳いでる。ここはぜひ鴨と浸かりたい

 

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失礼します

 

実践。ちょっと藻がヌルとするけど冷たくていい。水遊びなんていつ振りかな。涼んで、また道を進むと今度は鯉がいた
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藻がない

 

 

○○さんの湧水はこちらだと確信した。しかし藻も経験だ。鴨と先生ありがとう。

近江八幡から安土までの間、主だった観光地には向かわなかったがとても楽しめた。遊園地とか
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えっこんなところに遊園地?


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こっちの遊園地か~(遊んだ)。

ふれあい広場(と奥に書かれている)もシブかった


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一見駐車場だが円の跡は土俵だろうか

 

 

楽市楽座館のパンフレットを見ると、「フットパス」という言葉が載っていて、〝古い街なみ歩きを楽しめる小みち〟を意味するそうだ。

それは、まさに今までの旅で自分が好んだ場所ではないか。そうか、フットパスというのか。これからは「趣味フットパス」をアピールしていこう
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開眼!フットパス

 

 

 

ちょうど間もなく安土駅が建て替えられると聞いた。新駅舎は八角形の壁や石垣など安土城天守閣をイメージしているとのことで、テーマパークみたいだ。新進気鋭な感じが、信長様も喜ぶだろうなと思い馳せる。下は今まで使われていた駅舎で、開業は大正3年

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最後に利用できてよかった。フットパス満喫である。

 

 

 

10月まとめ~再会そして新たな商人

10月の酒場を振り返る。

 

大平屋酒店の角打ちと立蕎麦ふじで品川デビューした。今後とても楽しめそうな予感
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写真に表れてないが恵比寿の角打ちはおしゃれだった
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八重瀬でヒラヤーチーを初めて食べた。沖縄天ぷら同様、小麦感強い
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とっちゃんの卵焼きをせっかく食べたのに味覚えてない(のみすぎで)
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凪マルの卵焼きはかまぼこ味
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いつも月1間隔のイチゴーに3回行ったが見直してみると揚げ物しか注文してない。若いな自分
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蒲田に立飲み新店が続々と。オリンピック需要か

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ノーキングdayかまもの(蒲田物語の店主がいない日)
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ふくしま館カウンターのお姉さんが自分に似た人を見て、本人かどうか確かめたかったそうで、「会いたかった」と言われて嬉しい
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銀座アンテナショップ酒まつりオープニングセレモニー

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以前とっとり・おかやま館で出会った近江の粕漬け商人の販売会がまた開かれた

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とっとりおかやま新橋館:https://m.facebook.com/

奥さんがかわいい

 

もちろん買いに行き、再会を果たした。その後同時開催されていた酒イベントで飲んでいると、業務終えた商人夫婦がやってきて、タイミングよく酒を酌み交わすことができた。あの近江商人と飲めるとは、感無量である

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あの時の記事:http://sinomiy.hatenablog.com/entry/2017/05/14/192635

 

それから後日のこと、通りがかった「全国ふるさと納税感謝祭」東近江市ブースにて今度は、酒商人にあった

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これは試食の近江牛

 

販売テクだろうが、「今日1番のきらめきだ」と言われて自分はたいそう浮かれた。さすが近江商人は人の心をつかむのが上手い

 

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面白い方だった。この酒商人にもきっとまた会える気がする

大桝屋酒店:http://oomasuya.com

 

 

昨年行った「笠間新栗まつり」で飲んだ栗焼酎を新橋の祭りにて 
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近頃都内では特産イベントが多く開かれる。

旅行へ行くだけでなく、迎えるという楽しみを知った。

 

 

 

 

 

 

あんパン考察

 

ふだん自分は食パンばかり買うのだが


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具を食べない

 

 

 

ふと思い、あんパンと初めて向き合ってみた。

 

■選び方

オーソドックスな丸い形

こしあん

180円以下

 
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いざ買おうしたらけっこう条件に当てはまらない。取扱がつぶあんだけだったり、おしゃれパン屋にはあんパンがなかったりする。昔ながら系パンの仲間、クリームパンやメロンパンはあるのに。 

 

■購入先 

日本らしいパン屋

老舗


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インストアベーカリーなど狙い目だが遅い時間に買うとパンが乾燥していることがあるので注意

 

■トッピング

こしあんパンは桜塩漬か、けしの実がのっているものが多い。今まで意識していなかったが食べ比べてみると、目玉焼きに醤油かソースくらい違う。桜のはんなりした塩分とけしの小気味良く弾けるアクセントは、全くパンの印象を変える。また黒ごまはつぶあんパンにあしらわれることが多いが、時にはごまあんを食べている気にさせる。トッピングは好みのあんパンを見つける上で重要なポイントの一つだった。

 

■生地を味わう

ブリオッシュでなくともあんパンの表面に塗られる卵が味を漂わす。表皮と中を別に食べ、タイプに分けた。

饅頭タイプ=老舗にありがち。水分少なく甘い。パンらしい膨らみない。

菓子パンタイプ=大手製パン会社にありがちで甘い。水分多くはない。

ブリオッシュタイプ=卵とバターの味。ふかふかしている。

バターロールタイプ=めずらしい。食事パンらしい満腹感出る。

自然タイプ=甘み少なく微妙な塩味、風味を楽しめる。

 
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自然タイプはこだわりの砂糖を使っていて素朴な甘味、コクが凝縮した皮と合わせると味噌パンを彷彿させるものがある

 

■あんを味わう

あんパン素人が恐縮だが、これも分けさせてもらう。

ジューシータイプ=ジャムのように水分多く、水飴のような甘さ。

正にこしあんタイプ=自分の思うこしあん。もっちり固まっていると思いきや、口の中でサラっとほどけてスっと溶ける。

自然タイプ=精製度低い砂糖の使用が金時豆や栗に似た旨味を醸し出したりする。

 

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黒糖を唱わなくとも黒糖味が強いものがある

 

各部位を味わった後に合わせて食べた。どれもあんが強く感じられる。甘めのパンとあんが一体とも言えるが、これが醍醐味なのだろうか。

 
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ひとまずクリア(理解)したことにする

 

 

あんパン素人はもっと生地部分を食べたいと思った。そこで、

■次のステージで選ぶべきは?

コッペパン=パンの分量が多そう。もちもちしていそう。

フランスパン=小麦の味が引き立つ。カリと焼けばあん餅のようになるのでは。想像すると緑茶が飲みたくなる。

デニッシュ=だいたいケーキ。

 

想像しただけでパンが主張してくる。パン美味い。が、しかし生地とあんが一体にはならない。

 

さっくり歯切れて甘い菓子パン生地と、寄り添うあん。多少のカサつきを補うあん。これがマリアージュというものか!

 

納得。

 

やっと、あんパンをクリアできた気がする。


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 明治時代からの完成品

 

 

 

9月まとめ~夏の余韻

9月の酒場を振り返る。

 

赤羽巧味。ソーメンチャンプルが和風スパゲティ味
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魚三。あんきもが馬鹿デカイ(あと2切れあった)
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大津、中安酒店。一杯飲みたかった時ちょうど角打ちが現れて
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掛川の某店。良い。再訪確定
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仙台、酒蔵大沼。つくねがモチモチ
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日本橋ふくしま館の飲み比べセット。最近梅花藻の聞き込みをしている

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気になってた栃木、小山のいごっそ。いもフライがガリガリで美味しい
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こひなた今月の田中さんは連休に温泉、とのこと
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壱番館のポテサラ、サイドの野菜が主役級
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蒲田物語の新名物、濃いモツ煮
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鶴見の海芝浦駅に行った帰りに国道下へ
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つるんとしたあんきも
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国道下で隣合ったノリコさんという方と意気投合して自宅から行き付けの店へ連れていってもらった。ありがとうございます
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なぜかハの字に写る箸

 

 

 

赤羽巧味でもらった黒糖しょうがを、蒲田の八重瀬(スナック風のほう)で味見
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マスター、ママ甘いってよ。

 

 

 

 

安城のグルメ

 

続き

 

抹茶の里、西尾に行こうとしたら途中の町、安城が面白そうだったので散歩しています
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ひとまずのゴールは安城市歴史博物館

 

西尾で抹茶ランチをしようとしていたが安城では何を食べるべきだろうか

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良さそうな弁当屋がある

 

安城の飲食ガイドに載っていた弁当屋があり、入ってみると自家製ハンバーグが美味しそう。しかしテイクアウトして食べる場所があるかどうかわからないので、今回は見送ることにした。

 


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 西尾の抹茶ひつまぶしが食べたかったな、など思い歩いていると、うなぎ屋の看板に「いちじく茶のひつまぶし」を見た。なんだそれは


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吉野屋さんという店

 

抹茶をうなぎにかける心構えはしていたけれど、いちじく茶。無花果。いちじくってどんな味だっけ。まだ昼まで時間があるので見送ることにした。あとで調べると、いちじくは安城の特産品らしい。「うなぎ大好きブログ」さんに詳しく載っていた(上の写真もお借りしました)。http://unagi-daisuki.com/post-2597

 

さらに歩き進めると、産直市場があった
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旅にもってこいの

 

入ると正面に産直野菜と米が売られていた。自分の好物である麺類も奥の棚に並ぶ。しかし乾麺。今日のランチにはならない。名物辛子豆腐も良いが炎天下で持ち歩けないしな。考えた末に、惣菜を一つ買っておくことにした。

 

そうして博物館に着いた
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寺と神社と公民館が隣接する文化施設

 

入ってすぐのホールで〝夏休み自由研究の相談会〟が開かれていた。過去の優秀作が貼られている
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安城の未来マップ。舟橋君の作品

 

自分が知りたかった安城がわかりやすく記されていた。人口増加率・財政・工業製品等トップレベルとの事だ。チェーンソーしかり、なるほど。

 

こちらは和泉そうめんの歴史。岩瀬さんの作品
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先ほど産直市で見た乾麺について、製法と歴史と人情の大作であった。今度行ったらぜったい買う

 

子どもたちの研究のおかげで安城を学び、既に満足したけれどここからが常設展だ
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展示は原始時代から現代の安城の発展をたどるようになっている。あとで博物館サイトを見たら、展示物の説明がわかりやすく載っていた。http://ansyobunka.jp

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 商店街で見た三河万歳だ


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詳しくは上記アドレスから

 

特に気になった展示の一つに土器がある
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人面土器だ。こんなの習ったことない

 

イラストにしたもの
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人面文土器は現在全国の約30遺跡で確認されていて、特にこれが優品のため博物館の名物になっているらしい。ミュージアムショップでは「人面文土器マスキングテープ」が売られていた。

 

次に日本デンマークについて
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記憶に無いけれどこれは学校で習っていたらしい?

 

安城辺りの農業の先進さがデンマーク、と称されたという。ところで駅の特産ディスプレイに安城ハムの会社紹介があったが、そういえば円頓寺商店街の七夕祭りでうまいフランクを食べたことを思い出した
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安城フランクだったのだろうか

 

次に町を彩る南吉壁画について
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壁画は「ごんぎつね」などで有名な童話作家新美南吉の通勤路に描かれているそう

 

博物館への道に童話画の他にも趣ある看板を多く感じていたけれど、ミュージアムショップでこんなものを見つけた
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安城市歴史博物館オリジナル図録

 

過去に開かれた企画展の図録、「安城を彩った広告」だ。やはり大々的に催すほどこの町の看板には魅力があるというわけだ
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キャラクターの名前が「せんたっく」と思ったがよく見るとTERUTAかも(お腹に書いてある)

 

安城の謎が解けたり興味が深まったりした。面白い博物館だった
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外観が登り窯に見えた

 

そろそろ何か食べたい。駅に戻る途中の大きなスーパーの一角で、産直市場で買った惣菜を頂くことにした
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「特製ハンバーグ」と書かれている。130円

 

初めに寄った惣菜屋で見てからハンバーグ脳になっており、産直のハンバーグは地元のお母さんの味かしらと期待し購入した。写真からは全くわからないが、ハンバーグらしい楕円ではなく真ん丸で、全面どす黒く、重い。変わっている。特製という名にふさわしい。

 

食べてみると挽き肉のかたまりが衣に包まれていて、自分の知るところのメンチカツだった。衣がソースを吸い、黒かったのだ。甘辛い味は幼い頃に好きだったスーパーの〝チビッコメンチ〟に似ている
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(挿し絵:博物館の聖徳太子像)

 

安城の母のハンバーグ=メンチカツなのだろうか。確かめるために初めの弁当屋、玉木屋へ戻った
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ハンバーグは売切れていた

 

安城ハンバーグ、確認できず。しかし新たな逸品を見つけた。「王様のメンチカツ」だ
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また黒い。〝かくし味にチョコレートと八丁みそ〟と書かれている

 

この手のものは〝テレビに出ました!〟のポップが添えてあったり、アピール強めに置かれるものだが、エビチリの横に平然と並んでいた。たまらず購入。持ち帰る電車内でチョコバナナの匂いが漂った。バナナ?
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 (挿し絵:新美南吉ウォールペイント)

 

実は産直市場で「バナナメロン瓜」を買っていたけれど当日は未熟のためバナナの匂いを放っておらず、車内でなぜバナナの匂いがするのか、不思議だった。

 

メンチソースのチョコと八丁味噌がバナナの香りを生んだのだろうか?味は、しっかりチョコの味がした。かくし味どころではない。瓜のほうは熟してから食べたら、確かにバナナとメロンの味がした。(個人の感想です)

 

気になっていた「ハンバーグ=メンチカツ問題」はというと、自分はチョコ味に気を取られて、揚げ衣が付いていたかどうか記憶にない。味は美味しかった。

 

これを書いている今、食べた時の記憶が薄いが、当時友人とラインをしていて、〝俺がお前でお前が俺で、みたいなやつ?〟という返信がなんとなく腑に落ちたことを覚えている。自分は当時、「チョコメンチはハンバーグだった」と伝えたのかもしれない。

 

あれ?〝俺とお前〟の関係は、「バナナメロン瓜」か、「ハンバーグメンチ」か、「抹茶いちじくうなぎ」だったか?

 

自分はいま混乱している。これはまた、安城に行って確かめなければいけない。

 

すっきりできますように
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願いごとの精、再び

 

 

追記】玉木屋のメンチカツはちゃんとメンチカツでした。

安城 メンチカツの真相 - きっぷ2000円 酒300円