能登川 鳥取の近江商人

ふらり電車で旅する所、自分は愛知と京都の割合が多いがある時、京都に向かう手前の滋賀県大津駅で降りてみたら楽しかった。それでまた滋賀に行く機会を待っていた。

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大津絵が連なる道。可愛い。2015年8月



今年2017年3月、京都旅をひかえた前の週に、都内の鳥取県アンテナショップで滋賀の販売員に会った。期間限定で鳥取から来ていた粕漬け屋さん夫婦で、鳥取に越す前は近江の商人だったという。

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パインアップル粕漬けが美味しかった



それでなんやかんやの話の流れ、滋賀の観光地を教えて貰ったので京都と合わせて行こうと決めた。

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名刺の裏にメモ貰う。鳥取ショップで滋賀の話に花咲かせてしまった




2017年春、18きっぷシーズン到来。

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蒲田から出発

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金山で乗り換えちゃった

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まんまと有松で過ごした

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滋賀に着いたら夕暮れ



ここが商人が言っていた、のと川。商人お薦めの観光地とは、JR能登川駅からバスで10分の五個荘、「近江商人」発祥の地だった。歴史的町並みが重要伝統的建造物軍保存地区で、水辺の景観が日本遺産。京都ほどの混雑なく大人デートに最高らしい。

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商人の今の奥さんは3か4人目って言ってたからモテるのだ。信頼できる (覚えてなくてごめん)



しかし観光地の夜は早い。見学施設は間もなく閉まるだろうから改めてまた訪れることにした。ではなぜ能登川で降りたかというと、いい店があったのだ。

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今夜もお酒の時間ですよ



駅から1分。「立ち呑み酒場」というなんでもない名だが岡村本家蔵元直営、扱う日本酒は「金亀」だけという特色ある店だった。

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この丁子麩の酢みそ和えにより麩にハマった


地酒金亀と、焼いた酒粕も美味しかった。五個荘を逃して他に寄れそうなところを検索し見つけた店だが、あの商人のおかげだ。ありがたい。店内イス有り、地元客でいっぱい。東京から赴任してきているお客さんもいて、“金亀は魚三酒場(門前仲町の名店)で飲める” と教わった。ぜひ行ってみよう。



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ライブを見るため京都へ発つ




名残惜しく五個荘のパンフレットを眺めると、「近江商人」のことが詳しく書かれていた。

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この本よくできてる


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てんびん坊や。あの商人がこんな顔だった気がしてきた


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近江商人の中では後発である五個荘商人の苦労は大きく、決して有利な立場ではありませんでした”…大変だったのね商人


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近江商人は絶対に天秤棒を離そうとしませんでした”…意志を貫く商人


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“ワラジが落ちていると田のこやしになるからと言って田に放り投げた…”偉人伝。質素 倹約 商人



あの粕漬け商人に思い馳せる。近江商人パンフレットより“革新的な商法で全国津々浦々に行商し” …ああ、フルーツ粕漬けとかな

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粕漬け商人ホームページより
『私は鳥取県にIターン移住し満4年余りに成りますが、本年75歳になる老人が妻と二人で精魂こめて造り上げた粕漬けの逸品です。味の好みも人それぞれと異なりますが、味覚の異なる方々の意見を謙虚に聞き取り、今後の商品改良の参考にしていく所存です。安全安心で美味しい食品造りに新たなる味を求めてーーーーー限り無き挑戦。』
http://www.geocities.jp/inabakoujizen/goods.html

商人…立派だよ、出会えてよかった。



パンフレットにある近江商人博物館が面白そうだった。“展示室に一歩踏み込めばそこは、数百年の時空を越えた近江商人オデッセイの世界へとご案内いたします”

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壮大。館内は楽しく親しみやすい内容となっています。とのこと



博物館以外にも興味をひかれる記事があった。“豪商屋敷庭園の珍石・巨石”、“郷土人形おばたでこ”、自分の好きなものが集っている町のようだ。近江上布の雛人形も見てみたい。

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こんな色の見たことない。琵琶湖の青をイメージしているそう



五個荘には行けなかったがパンフレットでずいぶん楽しませてもらった。期待を膨らませ、次回訪れる時を楽しみにしておこう。最後に、鳥取県には全く触れず申し訳ない。今度の休みは鳥取パンフレットで妄想旅行しようか。

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魚三はさっそく行った




追伸:この記事と同時に「はてなブログ今週のお題 おやつ」を書いていたら驚いた。新宿のドラッグストアで買った、その製造所が五個荘だったのだ。かりんとうの。

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最近のおやつといえばコレだな、って調べたら!


山脇製菓のかりんとう製造工場は、豊かな自然と水源豊富な滋賀県東近江市五個荘七里町にあります。独自の製法と厳選された原料で、素材のよさを生かすために、酸化防止剤、保存料を使わないかりんとうを製造しています。
http://www.yamawakiseika.co.jp/business/



鳥取ショップで粕漬け商人に出会ったのが今年3月初め。「これも何かの縁だ」といって色々お話して下さった。あれから約3カ月、今ひしひしと縁を感じている。




画像データ及びパンフレット提供:東近江市観光協会 http://www.higashiomi.net/