18きっぷで東京から仙台まで帰省する途中に下車した街で、肉屋を見つけるとメンチカツを買う。時間と場所に融通が効く食事として、また、店の人から話を聞くことができるのでなかなか良いと思っている。
一度行った店へは味の確認のために、再び訪れることが多い。それで近ごろ通う店が増えてきて、何軒かはしごをすることもあり、腹の具合を損ねたりする。ここで旅路のメンチカツを整理し、今後は計画的に食べるようにしたい。
最近行った店
●小山「特選牛肉の店あいざわ」
●宝積寺「ミートショップこしみず」
●黒磯「黒磯ブロイラー」「肉の金澤」「こばやしミート」(こばミ)
●郡山「和泉屋肉店」
●二本松「スーパーマルソー」
●桑折「本間健雄肉店」
●小金井「中澤精肉店」←追記
黒磯が混み合っていてやばい。宇都宮「松井精肉店」は土日とも休みになり、行きづらくなってしまった
これは「肉の金澤」とちぎ和牛入り。衣と具の隙間具合いがカレーパン
小山「あいざわ」牛肉メンチはパワーがある。円柱型で厚い。小山と言えば居酒屋「いごっそ」のいもフライが美味しいが、こちらのいもフライも食べてみたい
宝積寺「こしみず」は様々なメディアに取り上げられる有名店
黒磯は駅から歩ける範囲に肉屋数件の他、蕎麦屋のコロッケやドーナツが美味いパン屋まであって危ない。その後の旅(お腹)の行方を左右する町だ
郡山「和泉屋肉店」130円の巨大なメンチは売り切れていることがあるので、ドアの前で目を凝らすのが決まり
なぜメンチカツなのかというと、以前は嫌いだったのだ。しかしある時に美味しいものにあたり、以降、店による違いを追求している。上記の頃はメンチ食べてない(帰りみち’17。師走の二本松と福島 - きっぷ2000円 酒300円)
桑折「本間健雄肉店」創業者が〝タケオおじさん〟なのだと推測したが、ウインドウに〝マザー〟と書かれていて困惑する
本間健雄肉店ではメンチでなく、「ウエスタン」という桑折ソウルフードを買った。豚挽き肉をハムでくるんで揚げたもので、自分はウエスタンよりもジャーマンと感じた
ウエスタンの由来は不明だが、健雄さんは2代目だった
これからも旅先で、いろいろなメンチカツを食べていきたい
石碑がメンチカツに見える。桑折の公園にて
メンチカツの木だ。黒磯の蔵の壁画
★追記
小金井「中澤精肉店」揚げる前のものを売ってほしいと客に言われることがあるそうだが、厚みがあって中まで火を通すのが家庭では難しいとのこと。コロッケも美味しい