きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒飲む記録。写真が下手です

吉浜の福よせ雛は、今年もおもしろ

 

以前、愛知県の吉浜へ細工人形を見に行ったことがある。その時は平日の穏やかな素の町を知ることができたが、人形のメッカが人形で沸くところも見てみたい。それで今年は雛祭りに行って来た

sinomiy.hatenablog.com

あの時の記事

 

 

 

着いた。前回は平日の午前中に来たけれど、今回は土曜の真っ昼間だ。今日はパレードもやるってよ
f:id:sinomiy:20180313215651j:image

駅前は静か

 

 

 

駅を出ると、店のベンチにお雛さまが座っていた。第一町人は君たちだ
f:id:sinomiy:20180313220049j:image

ホームでは乗客を見たが

 

 

 

吉浜の雛祭りイベントはふだんから細工人形が展示されているスペースに雛人形が飾られ、スタンプラリーとなっている。これなら自分は2度目なので余裕を持って楽しめそう。

 

 

そうそうここ、と展示スペースに着くと入口に親子や友達同士で来ている子や、案内のおじさんが見えた。前回はひとけなかった場所だ

f:id:sinomiy:20180313220513j:image

入口の飾り。当地は瓦の町でもある

 

 

 

ちなみに福よせ雛とは8年前から東海地区を中心に開かれていて今年は23会場、使われなくなった雛人形をコミカルに飾り付ける催しだ。以前に有松へ見に行ったことがある

sinomiy.hatenablog.com

 

 

 

吉浜の福よせ雛は、キャッチコピーに「ことしも面白いらしい」と書かれてあった。自分はいくつかの地方の雛祭りイベントを体験しているが、さて吉浜のおもしろとは…

 

 

 

f:id:sinomiy:20180313221933j:image
f:id:sinomiy:20180313222409j:image

まわってる

 

 

 

雛人形が回っていた。自分がかつて巡った雛祭りがくつがえされた。以前吉浜で出会ったおばあちゃんから聞いた〝この町は新しい店ができても定着せず、100年前から変わっていない〟という言葉を思い出す。もちろん大げさであるが、閉鎖的な地域から生まれたウィットなのだろうか

youtu.be


f:id:sinomiy:20180316164435j:image

キャーコワイ!という声が聞こえてきそう

 

 

 

また別の場所では雛たちがビデオを見ながら鬼瓦を作っていた

youtu.be

 f:id:sinomiy:20180314120829j:image
f:id:sinomiy:20180314120910j:image

地獄絵図にも見えた。作っては壊され続けるやつだ

 

 


f:id:sinomiy:20180317184255j:image

細工人形とも他地方の雛祭りとも違うおもしろを見せつけられた

 

 

 

町の広場(人間の)では市が開かれ、飲食する人や雛まつりライブの観客で賑わっていた。人形小路では運良くパレードとすれ違った。平安装束の子どもたち十数人の行列が、福よせ雛吉浜会場に花をそえる
f:id:sinomiy:20180316171351j:image

ひたすら朗らか

 

 


f:id:sinomiy:20180316172135j:image
f:id:sinomiy:20180316173404j:image
駆け回る子どもたちを見守っているようだ

 

 

 

雛めぐりスタンプラリーは終えたが最後にもう一目見ようと、オリンピック会場に戻った
f:id:sinomiy:20180316172536j:image

大きい彼女はふだんからいる細工人形

 

 

 

ここは動いたり鳴ったりしないが、立体感がすごかった
f:id:sinomiy:20180316173044j:image
f:id:sinomiy:20180316173317j:image

バランスがいい

 

 

 

いつもの細工人形スタンプラリーは部屋が無人だが、今日は祭なので福よせキーホルダーなどの販売がされていた。そこでスタッフの方に、自分が以前にも細工人形を見に来たことを話した
f:id:sinomiy:20180316175926j:image

細工人形とは貝殻や木の皮の自然物を竹などで作った等身大の骨組みの上に飾り付け、縁起物などの場面を作るもの

 

 

 

女性スタッフが〝誰か細工人形に詳しい人がいたらよかったんだけど…〟と言った時ちょうど、業務を終えたおじさんスタッフがやってきた。おじさんは事態を知ると、〝え、まじで?〟という感じですぐに細工人形のパーツを出してくれた
f:id:sinomiy:20180316181531j:image
f:id:sinomiy:20180316181634j:image

昨日蒲郡でいい貝みつけた、と嬉しそうに

 

 

 

話を伺う。吉浜は菊人形の里として有名だが、菊人形は100年くらい、細工人形は360年の歴史をもつらしい
f:id:sinomiy:20180316183653j:image
f:id:sinomiy:20180316183935j:image

基本的にはパーツは色付けせず素材を活かす。虫柄がリアル

 

 

 

現在はおじさんをはじめとしたボランティアで人形を制作しているそうだ。高浜市からボンド代くらいは出るけど、と言っていた。吉浜はあとから市と合併したので立場が弱いもよう
f:id:sinomiy:20180316184837j:image

おじさんに写真撮ることを薦められる。これは菊人形で有名な一冊

 

 

 

いろいろと撮影をさせてもらった。おじさんはFacebookInstagramに載ることを望んでいるようだがあいにく自分はやっておらず、当ブログの影響力は皆無

f:id:sinomiy:20180316191209j:image

人形の顔、似てないですよね?と漏らしたら一応似たものを選んでいるが、現在顔を作る人も減っているので確かな問題らしい

 

 

 

町の力になれず申し訳ない。自分のアルバムで大切にします。おじさんと別れた。

 

 

 


f:id:sinomiy:20180316193556j:image

こちらは駅前のギャラリー

 

 

 

前回吉浜を訪れた際に、出会ったおばちゃんと昼ごはんを食べたのである。サロンぽっぽっぽで、名物高浜とりめしが400円で食べ放題だった
f:id:sinomiy:20180316193943j:image

とりめしとちらし寿司があって、初めにとりめし、2杯目にちらしを食べると酢でさっぱりして3杯目のとりめしが美味しく食べれる。と伝授された

 

 

 

そんな師匠=盛田さんの名前を雛まつりパンフレットで目にし、やって来た
f:id:sinomiy:20180316195335j:image

ギャラリー内部

 

 

 

「盛田さんですか?」と声をかけるとすぐに気付いてもらえた。1年半ぶりの再会だ。

 

 

 

今回の「手作り小物とアンティーク着物展」は8名の展覧会なのだが会場の大部分を盛田さんの作品が占めていて、他の作家さんは常駐していないようなので会えてラッキー
f:id:sinomiy:20180316212640j:image

盛田さんのお雛さま

 

 

 

現在はパートをやめて創作に没頭しており、年に一度、このような機会で発表しているそうだ。相変わらず作りながらビールを飲んでいると聞き元気そうで何より。〝太っちゃったから昨日からダンスをはじめた〟とは、次回会う時の姿が楽しみだ
f:id:sinomiy:20180316212436j:image

うさぎとペコちゃんが大好きらしい

 

 

 

ちなみにこの日自分は刈谷にて有名チェーン「おとうふ工房いしかわ」のランチバイキングに行ったのだが元は小さな豆腐屋で、盛田さんの家の近くにあったらしい
f:id:sinomiy:20180316220136j:image

とりめしもあった。ランチバイキング実施は刈谷銀座店のみ

 

 

 

盛田さんの作品は愛嬌がいい。今回は特に目に留まった人形を購入し、家にある思い出の品と繋げて吊るし雛にした
f:id:sinomiy:20180317003453j:image

右側上から、盛田さんの人形・岩槻の雛めぐりで作った鞠・前に吉浜の歌舞伎茶屋でもらった亀の根付け

 

 

 

今回の吉浜も面白かった。

 

 

 

f:id:sinomiy:20180318195807j:image

 

 

 

それから5日後、インターネットで名古屋のおもしろ情報を求めているライターさんを目にしたので吉浜を投稿した
f:id:sinomiy:20180317004450j:image

名古屋じゃないけど

 

 

 

そして採用頂いた。自分が伝えきれない吉浜の魅力がここに!

portal.nifty.com 

 

 

大北さんありがとう。

細工人形のおじさんと皆、見てくれただろうか。町に貢献できていると嬉しい

f:id:sinomiy:20180317174654j:image

もっと強いボンドが買えますように。