以前犬山へ、からくり人形を見に行ったことがある
からくり展示館|からくり 伝統、歴史、技術。ものづくりを支える。
ここ。からくりはおもしろい。
山車からくりで有名な愛知県(犬山市他)だが、細工人形の町というのもあるらしい。行ってみた
名古屋から40分くらい
自販機6台分の幅
駅前
無人の小屋に台紙が置いてあり、なんとなくスタンプラリーが始まった
こういうのを見て回るらしい
http://www.ningyokomichi.com
空き店舗を利用したのかな。中に人形がいた
ここは通常営業してる商店だろうと思ったら
中にいた
ビアガーデン型。中にウルトラマン人形が入っている
これらの人形を9箇所巡る。平日午前のせいあり、町を歩く人は少ないようだが、庭の土いじりをするおばあちゃんの三河弁が聞こえてくる。後に出会う方によると、付近の景色は100年前から変わっていないらしい。
とてつもないのどかさ。まるで心象風景
自分の心象再現するフィルタかけました
昔からずっとこの地におられるのですね
新参者(大河に合わせ最近作られた人)
小路の人形は地元ボランティアが作っているそうで、その緻密さに驚く。自分の身近なもので表現すると、ちぎり絵くらい細かい。自然を材料として立体、それも等身大。
こんな凄いものが風吹き抜ける無人空き店舗(他も有り)に置かれている。心配になるが、人形丈夫で町 平和、ということだろう
吉浜細工人形の世界
スタンプラリーコースの終盤にあるお店で、地元の方から話を聞くことができた
「昔はみんな作らされた」
「金にならん」
「内職とかで」
「岐阜のさるぼぼも内職で作ってた」
「この町は新しい店ができても続かん」
「戦前の政治家はみんな金持つと株に手を出し失敗して自殺した」
リアルな声。3人のおばちゃんと沢山のことを話した(良い話も聞いたよ)。特にむらさきメガネのおばあちゃんが渋かった
「田舎は大変」
こちらの店内の雑貨ほとんどが地元おばちゃん作家たちの手作りで、所狭しと陳列されている。〝昔は人形を作らされていた〟が、培った物作りのうでを今は自由な創作にふるっているのだろう。
これ買った。ネクタイをリメイクしたポーチ、300円(使用感出てからの撮影ですまない)
雑貨店で郷土料理「高浜とりめし」おすすめの店をいくつか聞いていたのだが、スタンプラリー後に行ったら、おばちゃん先に食べてた
再会。ここに決めたって言ってないし来るとも聞いてない!
居酒屋で初対面の人と話すことはよくあるが、今日はランチタイムにおしゃべり。お相手はケンタッキーでパートする手芸の先生モリタさん。ちなみにお酒が好きで、飲みながらの縫い物が最高だという。地域柄の苗字がSONY創業者と遠い親戚にあたるかも。つくづくクリエイターの町を実感した。
お店の方も町の話を聞かせて下さり、皆さんありがとうございました
https://s.tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23036607/?lid=header_restaurant_detail_menu
「サロンぽっぽっぽ」食べ放題400円て!
とりめしキャラも細工人形。貝に覆われている
〈吉浜 紫峰人形美術館〉へ続く