きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

あんパン考察

 

ふだん自分は食パンばかり買うのだが


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具を食べない

 

 

 

ふと思い、あんパンと初めて向き合ってみた。

 

■選び方

オーソドックスな丸い形

こしあん

180円以下

 
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いざ買おうしたらけっこう条件に当てはまらない。取扱がつぶあんだけだったり、おしゃれパン屋にはあんパンがなかったりする。昔ながら系パンの仲間、クリームパンやメロンパンはあるのに。 

 

■購入先 

日本らしいパン屋

老舗


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インストアベーカリーなど狙い目だが遅い時間に買うとパンが乾燥していることがあるので注意

 

■トッピング

こしあんパンは桜塩漬か、けしの実がのっているものが多い。今まで意識していなかったが食べ比べてみると、目玉焼きに醤油かソースくらい違う。桜のはんなりした塩分とけしの小気味良く弾けるアクセントは、全くパンの印象を変える。また黒ごまはつぶあんパンにあしらわれることが多いが、時にはごまあんを食べている気にさせる。トッピングは好みのあんパンを見つける上で重要なポイントの一つだった。

 

■生地を味わう

ブリオッシュでなくともあんパンの表面に塗られる卵が味を漂わす。表皮と中を別に食べ、タイプに分けた。

饅頭タイプ=老舗にありがち。水分少なく甘い。パンらしい膨らみない。

菓子パンタイプ=大手製パン会社にありがちで甘い。水分多くはない。

ブリオッシュタイプ=卵とバターの味。ふかふかしている。

バターロールタイプ=めずらしい。食事パンらしい満腹感出る。

自然タイプ=甘み少なく微妙な塩味、風味を楽しめる。

 
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自然タイプはこだわりの砂糖を使っていて素朴な甘味、コクが凝縮した皮と合わせると味噌パンを彷彿させるものがある

 

■あんを味わう

あんパン素人が恐縮だが、これも分けさせてもらう。

ジューシータイプ=ジャムのように水分多く、水飴のような甘さ。

正にこしあんタイプ=自分の思うこしあん。もっちり固まっていると思いきや、口の中でサラっとほどけてスっと溶ける。

自然タイプ=精製度低い砂糖の使用が金時豆や栗に似た旨味を醸し出したりする。

 

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黒糖を唱わなくとも黒糖味が強いものがある

 

各部位を味わった後に合わせて食べた。どれもあんが強く感じられる。甘めのパンとあんが一体とも言えるが、これが醍醐味なのだろうか。

 
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ひとまずクリア(理解)したことにする

 

 

あんパン素人はもっと生地部分を食べたいと思った。そこで、

■次のステージで選ぶべきは?

コッペパン=パンの分量が多そう。もちもちしていそう。

フランスパン=小麦の味が引き立つ。カリと焼けばあん餅のようになるのでは。想像すると緑茶が飲みたくなる。

デニッシュ=だいたいケーキ。

 

想像しただけでパンが主張してくる。パン美味い。が、しかし生地とあんが一体にはならない。

 

さっくり歯切れて甘い菓子パン生地と、寄り添うあん。多少のカサつきを補うあん。これがマリアージュというものか!

 

納得。

 

やっと、あんパンをクリアできた気がする。


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 明治時代からの完成品

 

 

 

9月まとめ~夏の余韻

9月の酒場を振り返る。

 

赤羽巧味。ソーメンチャンプルが和風スパゲティ味
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魚三。あんきもが馬鹿デカイ(あと2切れあった)
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大津、中安酒店。一杯飲みたかった時ちょうど角打ちが現れて
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掛川の某店。良い。再訪確定
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仙台、酒蔵大沼。つくねがモチモチ
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日本橋ふくしま館の飲み比べセット。最近梅花藻の聞き込みをしている

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気になってた栃木、小山のいごっそ。いもフライがガリガリで美味しい
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こひなた今月の田中さんは連休に温泉、とのこと
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壱番館のポテサラ、サイドの野菜が主役級
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蒲田物語の新名物、濃いモツ煮
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鶴見の海芝浦駅に行った帰りに国道下へ
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つるんとしたあんきも
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国道下で隣合ったノリコさんという方と意気投合して自宅から行き付けの店へ連れていってもらった。ありがとうございます
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なぜかハの字に写る箸

 

 

 

赤羽巧味でもらった黒糖しょうがを、蒲田の八重瀬(スナック風のほう)で味見
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マスター、ママ甘いってよ。

 

 

 

 

安城のグルメ

 

続き

 

抹茶の里、西尾に行こうとしたら途中の町、安城が面白そうだったので散歩しています
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ひとまずのゴールは安城市歴史博物館

 

西尾で抹茶ランチをしようとしていたが安城では何を食べるべきだろうか

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良さそうな弁当屋がある

 

安城の飲食ガイドに載っていた弁当屋があり、入ってみると自家製ハンバーグが美味しそう。しかしテイクアウトして食べる場所があるかどうかわからないので、今回は見送ることにした。

 


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 西尾の抹茶ひつまぶしが食べたかったな、など思い歩いていると、うなぎ屋の看板に「いちじく茶のひつまぶし」を見た。なんだそれは


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吉野屋さんという店

 

抹茶をうなぎにかける心構えはしていたけれど、いちじく茶。無花果。いちじくってどんな味だっけ。まだ昼まで時間があるので見送ることにした。あとで調べると、いちじくは安城の特産品らしい。「うなぎ大好きブログ」さんに詳しく載っていた(上の写真もお借りしました)。http://unagi-daisuki.com/post-2597

 

さらに歩き進めると、産直市場があった
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旅にもってこいの

 

入ると正面に産直野菜と米が売られていた。自分の好物である麺類も奥の棚に並ぶ。しかし乾麺。今日のランチにはならない。名物辛子豆腐も良いが炎天下で持ち歩けないしな。考えた末に、惣菜を一つ買っておくことにした。

 

そうして博物館に着いた
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寺と神社と公民館が隣接する文化施設

 

入ってすぐのホールで〝夏休み自由研究の相談会〟が開かれていた。過去の優秀作が貼られている
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安城の未来マップ。舟橋君の作品

 

自分が知りたかった安城がわかりやすく記されていた。人口増加率・財政・工業製品等トップレベルとの事だ。チェーンソーしかり、なるほど。

 

こちらは和泉そうめんの歴史。岩瀬さんの作品
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先ほど産直市で見た乾麺について、製法と歴史と人情の大作であった。今度行ったらぜったい買う

 

子どもたちの研究のおかげで安城を学び、既に満足したけれどここからが常設展だ
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展示は原始時代から現代の安城の発展をたどるようになっている。あとで博物館サイトを見たら、展示物の説明がわかりやすく載っていた。http://ansyobunka.jp

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 商店街で見た三河万歳だ


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詳しくは上記アドレスから

 

特に気になった展示の一つに土器がある
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人面土器だ。こんなの習ったことない

 

イラストにしたもの
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人面文土器は現在全国の約30遺跡で確認されていて、特にこれが優品のため博物館の名物になっているらしい。ミュージアムショップでは「人面文土器マスキングテープ」が売られていた。

 

次に日本デンマークについて
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記憶に無いけれどこれは学校で習っていたらしい?

 

安城辺りの農業の先進さがデンマーク、と称されたという。ところで駅の特産ディスプレイに安城ハムの会社紹介があったが、そういえば円頓寺商店街の七夕祭りでうまいフランクを食べたことを思い出した
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安城フランクだったのだろうか

 

次に町を彩る南吉壁画について
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壁画は「ごんぎつね」などで有名な童話作家新美南吉の通勤路に描かれているそう

 

博物館への道に童話画の他にも趣ある看板を多く感じていたけれど、ミュージアムショップでこんなものを見つけた
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安城市歴史博物館オリジナル図録

 

過去に開かれた企画展の図録、「安城を彩った広告」だ。やはり大々的に催すほどこの町の看板には魅力があるというわけだ
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キャラクターの名前が「せんたっく」と思ったがよく見るとTERUTAかも(お腹に書いてある)

 

安城の謎が解けたり興味が深まったりした。面白い博物館だった
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外観が登り窯に見えた

 

そろそろ何か食べたい。駅に戻る途中の大きなスーパーの一角で、産直市場で買った惣菜を頂くことにした
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「特製ハンバーグ」と書かれている。130円

 

初めに寄った惣菜屋で見てからハンバーグ脳になっており、産直のハンバーグは地元のお母さんの味かしらと期待し購入した。写真からは全くわからないが、ハンバーグらしい楕円ではなく真ん丸で、全面どす黒く、重い。変わっている。特製という名にふさわしい。

 

食べてみると挽き肉のかたまりが衣に包まれていて、自分の知るところのメンチカツだった。衣がソースを吸い、黒かったのだ。甘辛い味は幼い頃に好きだったスーパーの〝チビッコメンチ〟に似ている
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(挿し絵:博物館の聖徳太子像)

 

安城の母のハンバーグ=メンチカツなのだろうか。確かめるために初めの弁当屋、玉木屋へ戻った
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ハンバーグは売切れていた

 

安城ハンバーグ、確認できず。しかし新たな逸品を見つけた。「王様のメンチカツ」だ
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また黒い。〝かくし味にチョコレートと八丁みそ〟と書かれている

 

この手のものは〝テレビに出ました!〟のポップが添えてあったり、アピール強めに置かれるものだが、エビチリの横に平然と並んでいた。たまらず購入。持ち帰る電車内でチョコバナナの匂いが漂った。バナナ?
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 (挿し絵:新美南吉ウォールペイント)

 

実は産直市場で「バナナメロン瓜」を買っていたけれど当日は未熟のためバナナの匂いを放っておらず、車内でなぜバナナの匂いがするのか、不思議だった。

 

メンチソースのチョコと八丁味噌がバナナの香りを生んだのだろうか?味は、しっかりチョコの味がした。かくし味どころではない。瓜のほうは熟してから食べたら、確かにバナナとメロンの味がした。(個人の感想です)

 

気になっていた「ハンバーグ=メンチカツ問題」はというと、自分はチョコ味に気を取られて、揚げ衣が付いていたかどうか記憶にない。味は美味しかった。

 

これを書いている今、食べた時の記憶が薄いが、当時友人とラインをしていて、〝俺がお前でお前が俺で、みたいなやつ?〟という返信がなんとなく腑に落ちたことを覚えている。自分は当時、「チョコメンチはハンバーグだった」と伝えたのかもしれない。

 

あれ?〝俺とお前〟の関係は、「バナナメロン瓜」か、「ハンバーグメンチ」か、「抹茶いちじくうなぎ」だったか?

 

自分はいま混乱している。これはまた、安城に行って確かめなければいけない。

 

すっきりできますように
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願いごとの精、再び

 

 

追記】玉木屋のメンチカツはちゃんとメンチカツでした。

安城 メンチカツの真相 - きっぷ2000円 酒300円

 

 

 

安城、願いごとの聖地

 

名古屋、円頓寺の七夕祭りを見た翌日、抹茶の里である西尾に行きたかったが、自分の持っている18きっぷでは行けない電車のところだった

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円頓寺のゲストハウス西アサヒに泊まっていた

 

西尾へはJR安城駅から名鉄に乗らなければいけないし、東京までの帰り道から離れてしまう。悩みながらも名鉄の乗り換え駅、安城で降りてみると、改札を抜けたところに町の特産ディスプレイがあった

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いろいろ詰まっている

 

ガラスの中には、南吉・麺・卵・ハム・刃物・コタツ他、様々飾られていた。駅の外には観光案内所があるらしい。ということは案内すべきモノが沢山あるのか。自分は安城を全く知らなかった
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駅を出た

 

案内所は、コワーキングスペース併設の最新施設だった。フロアは七夕飾りでいっぱい。時期だからと思ったが資料を見ると、日本三大七夕祭りのうちの町だったらしい。その上安城は三大の横並びから抜き出るため、願いごとに関することは何でも1番を目指す、「願いごと日本一」を掲げたそうだ。なんと先鋭的な 

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まつりサイトより

http://www.anjo-tanabata.jp/midokoro/screen/

 

ご当地キャラは「願いごとの精 きーぼー」。ぼんやり感満載だが、日本一という野心を秘めている
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こいつぼんやりしてるなーと思ってたら豪雨起きた。精のお怒りか 

 

安城にはもっとおもしろいことがある予感がしたので、今回は西尾でなくこちらを散策することに決めた。そこで地元を知るには博物館が良いと思い案内のスタッフに聞くと、徒歩30分くらいかかるから、レンタサイクルを薦められた
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安城にはレンタルの超小型自動車もある

http://www.kiimobi.jp

 

町をゆっくり見たいため、歩いて向かうことにした

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メルヘンが待っていそう

 

ほどなくして壁に詩とイラストが描かれたうどん屋が現れ、駅のディスプレイにあった〝南吉〟の名が添えられている。詩人だろうか。自分はまだ南吉を知らなかった
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うどんの文字もかっこいい

 

この後も町にはイラストがたくさん見られた

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昔ながらの商店街、色褪せた外壁が多い中に鮮やかなペイントが映える

 

商店街の数メートルごとに写真を撮りたくなる景色があった

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可憐なメガネ屋看板

 

南吉に関わらずとも外壁がかわいい
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仲良い夫婦が営むと思われるそうざい屋
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そうざい屋入口。これはご主人か


鶏屋
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人形屋の三河万歳という人形
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サルビアスタンプとは
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買物をしたらスタンプがもらえた(家の冷蔵庫に貼った)

 

駐車場のトラックからくまが覗いていたf:id:sinomiy:20170915161348j:image

あざとさ半端ない

 

トラックにはチェンソーアートとMUKAIの広告が。調べると「クレイジーモーターワークスムカイ」は奈良の車屋のようだ。くまは、チェンソーアートの宣伝だろうか…と今、東京の自宅で考えていると、木彫りのきーぼーの写真の解説に、チェーンソーの文字がうつっていることに気が付いた。何か名物なのか?

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希望のきーぼーだよ

 

チェンソーはそういえば駅のディスプレイにあったではないか。調べると、安城には世界的チェーンソーメーカー・マキタがあった

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世界的PRかもしれないくまを、あざとい言ってごめん

 
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続く

 

【追記】

愛知県東栄町は日本チェンソーアート発祥の地で、毎年大会が開かれている。ひょんなことから、大会参加者の早川さんという方がトラックの持ち主であり、くま制作者だと知った
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東京の物産イベントに来ていた東栄町の方から話を聞いた
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早川さん、応援しています

 

わさび漬けと試食と私

三島駅前のわさび漬け屋に入ってみたら、試食がいっぱいあって楽しかった。アホな書き出しだけど

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朝9時から万全の用意(試食が)

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鈴廣のかまぼこや、他メーカーのお菓子もある。三島コロッケのイートインが可能。

 

ここでわさび漬けを好きになって、特にイカ入りが好きすぎて、レンタサイクルで三島カメヤを巡ることにした。カメヤ愛をどこかにぶつけたかった
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情熱は走るものかな。勢いあまって静岡の名物ハンバーグレストラン「さわやか」も行った。

 

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カメヤ本店は工場に隣接していた。他社の商品を扱う駅前の店とは変わってわさび漬けに特化している。シットリ落ち着いた雰囲気は老舗の風格。

 
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ホームページより本店の写真。サイトには各店の女将が登場している。

http://kameya-foods.co.jp

次は柿田川店へ。

 
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途中におわした馬頭観音。肉付きがいい。

 

柿田川店は広い駐車場があり、店が点在する複合施設。中でも豆腐館の、富士山の湧水を使った豆腐をうりにしている
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川へレジャーに来た人が寄る感じ。車だと駅から12分らしい。

 

わさび漬け販売店の前にはパラソルが立ち、駅前と本店とも違う様子。試食はレジャー客向けか、ダイニングテーブルに用意されている
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全てセルフサービス。窓の外は木漏れ日。

 

こちらではわさび漬けでなくお菓子を買った。駅前カメヤで試食して美味しかったが、容量が多く(9個)買うのをためらっていたのだ。柿田川店は少量(5個)の取り扱いがあった、というのは書くほどのことじゃないけど、自転車で来てよかった
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菓子舗、間瀬の逢初。レジのお姉さんが“伊豆で人気のお菓子”と教えてくれた。

 

カメヤを3店巡ってみたら三島地域内でも違いが見えた。他に沼津、伊豆、御殿場にも店舗があるのでそちらも気になる。

 

わさび漬けづいた自分は次に、同じく静岡県の大手わさび漬けメーカー田丸屋を訪れることにした。電車で移動する
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ご当地感ある三島駅蕎麦屋。三島コロッケそばと名古屋きしめんもある。茶そばは掛川か西尾か

 

 

安倍川駅から歩いて田丸屋へ
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 途中にひなび具合が良い「亜胡」というスナックを通り、しばらく進むと進化した亜胡Ⅱがあった。ランドリーとは意外。

 

30分ほど歩いて、着いた
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アッ、わさびだ(裏口)

 

この日は感謝祭という催しが開かれていた
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裏口から入った

 

感謝祭では限定わさび漬けの販売、わさび漬け作り体験などが行われている。店の外には屋台が広がっていた
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終わり頃の時間に着いたら、フリマの服が「すててもいいからもらって帰って~」とさばかれていた。

 

祭りの催しは終わっていたが工場見学することができた。こちらの田丸屋ステップイン店は「見る工場」を唱っている
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ホームページに“見学無料です!!時間は5分程度。ショッピングを合わせて30分程度”とある。鈍行列車と徒歩を駆使する自分にちょうどいい。

 

 店内
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漬物がメインのカメヤと比べると、田丸屋は商品のバリエーションが幅広い。海産加工品からスナック菓子、ケーキまで自社製品

http://www.tamaruya.co.jp/item.html
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また、試食が多くて嬉しかった。この日は根わさびを祭り価格で購入し、自宅ですりたてのわさびごはんを堪能したが、写真のあらびきわさびチューブを使ったごはんもいいなと思った

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ごちそうさまでした。

 

ところで旅行新聞新社が毎年発表している「プロが選ぶ観光・食事施設、土産物施設100選」がある。http://www.ryoko-net.co.jp/?page_id=151

この中のいくつかを訪れたことがあるが、試食が多いように感じた
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 浅間酒造観光センターは行かねばなるまい。

 

自分は食いしんぼうが酷いので一般客とは多少ずれがあるが、皆さんは信頼と安心の上で、試食を口にするのだ。店もまた、自信をもっての提供。試食に活気=入選の可能性だ。カメヤと田丸屋も近々入るのではないか。(過去の入選歴未確認です)

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静岡辺りだと、由比の桜えび館も良かった。だしと節を存分に飲み食べ比べた。

 


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これは那珂湊おさかな市場。お支払いするから全種類食べさせてほしい

 


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2017年現在、観光食事施設部門3位の「ザ・フィッシュ」。こちらでは菓子コーナー試食のえびせんに塩辛類をのせると食べやすい技を得たけど、申し訳ないと思っています。

 

 

最後に三島の景色で酷い食いしんぼうをにごしたいと思う
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「日本初のエスカレーターゆうロード三島。可愛がって下さい。駅長」

 

 

町は橋が多くてアトラクションみたい。
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楽寿園
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