きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

とがってるね!上福岡

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場末風情がたまらない町だった

 

上福岡という町を知ったのは4年前、うどんスタンプラリーのために訪れた時だった。一帯に広がるひなびた酒場にわくわくした。そこで特に気になる立ち飲み屋があってつい先日行ってきたのだが、こんなにとがった町だったとは…
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上福岡は池袋からだと東武東上線で川越の手前

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店は駅から徒歩1分、写真中央の鋭角な建物だ

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このとがりに入ってみたいと思った

 

実は店には一度行ったことがあるのだが、記憶がおぼろなのだ。当時の写真が見つからず、たしか店内は外観通り鋭角。カウンターはV字だっただろうか、都合によりゆっくり過ごせず色々食べることができなかった

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うどんの写真は残っていた

 

今再び確かめたい。名も忘れていたが店には「山ちゃんやきとり」と書かれていた

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正面?

 

しかし意を決して約2年ぶりに訪れたものの(家から少し遠い)シャッターは開かれなかった。なおイラストはこの八雲通りあちこちに描かれているもの。

 

たしか90度くらいのところに扉があって、手洗いかしらと思った記憶。ゴーヤなど色々な野菜串が美味しそうだった

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今思えばゴーヤのトゲトゲにも導かれていたのかも

 

山ちゃんを確かめる旅は一旦終わりとする。またうどんがてら訪ねてみたい

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今回もうどんは食べた

 

スタンプラリーで知ったうどん「條辺」はなかなか行くことができないけれど、今や最も好きなうどん屋となっている

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うどん巡りは関東でも十分楽しめる

 

※上福岡スナップ

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駅を出たらちょうど町オリジナルバスがやって来た

 

田舎料理とエッグタルトと中華の看板と

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通りの奥に「羽鳥貴美子歌謡教室」

 

今回とがった立ち飲み屋の他にもう一つ確かめたいことがあって、「サンフレンド」というサンドイッチ屋が、東京都北区十条辺りの「サンウェイ」と似ている件だ

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上福岡サンフレンド。サンドイッチとはまた鋭角な

 

4年前、店を通った時に十条かと錯覚したのだ。以前よく通っていたサンウェイと、名前の響きとカウンターの奥さんとサンドイッチの佇まいが同じだと思った

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これは十条サンウェイ。カツサンドの甘辛ソースが好きだった

 

サンフレンドのお客が途切れるのを待ち、奥さんへ東京の店との関わりを尋ねると、唐突な質問にご主人もやって来て話してくれたが、答えは“全然関係ない”だった

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まさかそうだよネ‥聞けてすっきりした。サンフレンドのカツサンドはスプレッド使いがリッチ

 

カツサンドを食べるために座ったベンチ向かいの和菓子「十勝」アウトレットは、上福岡で見逃せないスポットだ

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どら焼き皮の袋詰めを取り置きして買った

 

アウトレットがあるショッピングセンター内のヤオコーで買った地元の生きくらげが美味しかった

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深谷ねぎのがんもも美味しかった

 

ヤオコー近くのドラックストア

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とがってる

 

とがっていたりこの町を歩いていると、やけにかどが主張してくると感じた。これは少し面取って広告欄にしたパターン

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あなたの町すき家はどんな形でしょうか

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かどに看板を掲げる居酒屋、「大」と書いてビッグ

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2かどにわたる「力」(RIKI)

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車がいて入れなかったけれど、力に挟まれた通りは威圧

 

お食事処「大番」は、かどに多くのメッセージが貼られている

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〜おすすめですよラーメン定食
〜ピリからもやし炒め他おつまみいろいろありますよ
〜他店内いろいろありますよ

 

駐車場になっているかど

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「岸川様」「あの店様」と札が付いている

 

「戸沢総合インテリア」はかどが出入り口で、道路に面した窓辺は“ギャラリー街かど”

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ポスターと人形が飾られている

 

この町のかど使いは何なのか。上福岡歴史民俗資料館に行ってみた

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日本一大きな手作りほうきがとがりすぎて写真に入らない(3m4cm)

 

“ケースにお手をふれないご見学に感謝します”。トイレをきれいにのやつだ

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機織り部が活動していて、大先生と呼ばれる方のお話を聞いた

 

かどについての展示はなかったが、「つのや」という地元の建築の資料を見つけて買うことにした。これはヒントになるかもしれない

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平成18年度企画展の図録

 

資料によると、つのやとは母屋から直角に出た部屋を持つ家の事を言い、その部屋の部分を「つの」と呼ぶそうだ

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一般的には曲り屋、平安時代は放出(はなちで)と呼ばれた。個人的には、はなちでを使いたい

 

四角い家よりつのやのほうがかどが一つ多い。これは上福岡の町並みに関係あるのか?

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現在埼玉県につのやは残っておらず、江戸時代、川越街道に沿った各々長方形の敷地に多く建っていたらしい

 

駅周辺の長方形でない鋭角な敷地は、単純に川の跡ということか…

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つのやのいい本を見つけたと思ったが関係ないとはシクジッタかも

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自分には難しい資料だったので解釈が誤っていたら申し訳ありません。方言のページが面白かった

 

しかしこの地域のつのやは商家に多く用いられたそうだ。間口は狭く、店のウィンドウ的な部分を街道いっぱいに取り、住まいは後ろのほう(後づの)としていたらしい。このスタイルが現在も受け継がれているのではないだろうか

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茶の間で酒を売っていたという島田勲氏宅

 

馬を多く飼うことを目的としている岩手県の典型的曲り家は前づのだという

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曲り家 | いわての文化情報大事典

 

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上福岡のかどの活用は、江戸時代から続く商いの知恵の表れであり、つのやが多くあったおかげで民衆はかどに慣れ親み、今もみんなかどが好きなのだ

 

公園のカクカクした倉庫

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トゲトゲがついたすべり台は多角形

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上福岡の“フク”の字を図案化した、ふじみの市となる前の上福岡市

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上福岡は最高にとがっていた

 

7月を迎えるにあたり

 

夏が好きだ。夏の祭り感、テンション高い感じに憧れている。

しかし実際祭りに行くとムードに馴染めなく、祭り好きかと言ったらそうでもない(ひな祭りは好き)

届かないから憧れなのだ。

 

近ごろ忘れ物がひどく、職場へ“お疲れ様でした”を言ってから取りに戻ることがよくある。

6月最後の昨日は職場を出たら雨が降っていて、カサを忘れたことに気付いたがこの日も既に2回“お疲れ様でした”を告げていた。

3度のお疲れ様は恥ずかしい。

無駄な見栄を張り、まあまあの雨に打たれて帰った。6月を肌で感じた。

 

今日から夏。自分は7月から9月の3ヶ月間を夏と呼んでいる。

正確には18きっぷ期限の9月10日に一度終わり、あとは余韻(切ない感じ)

 

夏始めました

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今月は沖縄料理を食べたい

 

6月まとめ〜飲みはじめた※ハリネズミ画像付

 

6月から店飲みを再開したが、大っぴらにしてよいものかどうか悩んでいたところ、デイリーポータルZのLINE人力応答に酒場ライターのパリッコさんが登場したため相談。GOサインを頂いたので心置きなく書こうと思う

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6月の酒場を振り返る

 

大井町武蔵屋、以前までよく会っていたお客さんたちがいなかった。みんな勤め時間が早まり、飲み帰る時間も早まったそうだ

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来店順はランダムに記しています

 

蒲田にこまる二代目、タコきゅうばんポン酢がやわらかく、きゅうばん一つ一つが美味しい。熊本名物ちくわサラダはもふもふした 

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蒲田のんき屋のげそ揚げは一口サイズのシンプル味

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新橋そば田のげそは、THEカラアゲ味

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ビニルシートがフラッシュ効果

 

どて煮の特等席にて。蒲田信濃

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ライブ感ある

 

新橋おさけ村で黒澤の「新緑」

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人形町加島酒店で緑と言えばコレ

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離れてみてわかった愛すべき店

 

ウイルス関係なく店じまいがささやかれていた品川大平屋、続いてくれてありがとう

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ところで自分は角打ちが好きなのだが、我が家のハリネズミも近ごろカドがお好みのようなのだ

 

ハリネズミは衣装ケースで暮らしていて、上から見た図

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横から見ると

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かどにベッタリ

 

上から見た図

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横から見ると

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かどにギュー

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単なるペット自慢でした

 

八重洲鐵一でキャベツ焼きなど。この日は友人と一緒だったからボリュームある品が注文できて嬉しい

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自粛期間の散歩で見つけた店、蒲田の串焼きショップ湯川で、揚げたてカツサンド

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3切れ+砂糖がけの耳で、大満足のボリューム

 

大井町晩杯屋で『おれは蒲田大森の裏も表も知ってる』とまくし立てるいきったおじいさん(72才)に対し、また別のいきったミドル氏が“じじいだまれ”なんて言うからハラハラしたが、何だかんだで『男の約束』と交わされていた

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男の世界ってよくわからないな。ホウボウ天と揚げつみれ各150円

 

桜木町はなみちで刺身が全て売り切れだったけど、しめ鯖が美味しかったからOK

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久々に野毛を散歩した (中:桐のや、下:試聴室3)

 

上野たきおかで肉じゃがと煮込みも食べた。美味しくて、残った煮汁もテイクアウトしたかった

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“おっさんになると野球が好きになる”と聞こえてきた。瓶ビールを飲むようになりおっさんに近付いたと思っている自分、いつか野球好きになるだろうか

 

水天宮魚平で刺身を2皿も頼むと、敷いてあるワカメが一品の量になる

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門前仲町魚三でいわしフライとマグロぶつ。最近やけにマグロが食べたいんだが、もしや鉄分など欲しているのだろうか

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生麦大番で豪華セットをお替りした件

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小さんぽ生麦 - きっぷ2000円 酒300円

 

蒲田たの平でいわし刺しと蒸しホヤ

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自分は飲んでないがホヤサワーというメニューがあって、注文した人の写真を撮らせてもらった

 

有楽町君嶋屋の立ち飲みは、現在限定4席迄

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蒲田勘蔵で皆んなからおすすめの病院を教えてもらえた。地元酒場のいいところだ

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健康診断も、そろそろ行ってよいのでしょうか?

 

 

 

 

小さんぽ生麦

 

旅情を求めて近いけどあまり知らない町、生麦を散歩した

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電車の先頭に立つと旅気分になれる

 

ちょうど12時に着き、これから17時の居酒屋開店時間をめどに散歩しようと思う。まずは以前たどり着けなかった沖縄食材店へ行きたい

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※当記事に知的な内容はありません

 

食材店は前回スーパー太田屋の張り紙で知ったのだが今回も太田屋でメンチを買っていった。

前回来た時のこと:生麦で事件まつり - きっぷ2000円 酒300円

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そういえばむかし実家の近くにも太田屋というスーパーがあったような

 

メンチカツはツルツル食感の玉ねぎが極甘、メンチボールには甘辛のソースが絡まれていた。路上で食べた

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向かいのパン屋もいいなぁなんて見ていたら、パン屋のおじさんが道路に思いきり氷をぶっぱなした。3発きた

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ビシャー

バシャー

ドシャー

 

まわりの子どもたちもびっくりしていた

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道路はすぐに乾きました

 

10分ほど歩き沖縄食材店ぷからす家に着いた。お酒の品揃えが豊富で三線も売られている。きっと現地のようであろう柔らかな時が流れる店だった

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そばとちんすこうを買った

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駄菓子屋みたいなバラ売りがいい感じ

 

後日ぷからす家You Tubeを見てみたら自分の好きな沖縄料理店が紹介されていた。シンパシー

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https://youtu.be/fa2IFC7tmjs

 

途中でアウトレットの文字が目に入ったので行ってみた島忠

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安いに敏感

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アウトレットとなっていたのは家具で、気軽に買って帰れるものではなかったが、ペットコーナーの魚とハムスターに癒やされ、ベンチで景色を見て休むことができた

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島忠で手洗いを借りた。散歩中に有り難い

 

今度は線路の反対側、海のほうへ行ってみよう。駅へ戻る道にブロッコリーのようなものが見えた

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緑のもこもこしたやつ

 

近づいてみた

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2房あったのか

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それにしても何か歪んでいる空間。ここはふしぎの国だ

 

生麦名物「開かずの踏切」が全部開いていたから今日はラッキーでしょう

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嬉しがりながらもいつ閉じ込められるか、3つの踏切をヒヤヒヤ足早に渡った

 

魚河岸通りに出た

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シャッター

 

昼過ぎの市場。辺りの営業は終わっていたけれど浜の雰囲気は良いものだった。そして念願の海へ…!

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と思ったら川だった

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駆ける子どもたち

 

鶴見の川は大きく、夏を感じた。旅情を味わえた。今ここまで3時間くらい歩いてきて、海(川)まで見ることができて満足した。もう飲んで帰ってしまいたい。

 

しかし目的の居酒屋が開くのは2時間後。どうしよう

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国道駅まで行ったが国道下も開いてない

 

生麦事件参考館を思いついたけれど事前予約が必要で行けない

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ひとまず生麦駅へ向かって歩いた

 

すると角打ちが現れた。

「立ち飲み営業 三時〜」

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救世主にしか見えない

 

絶好のシチュエーションだが今から飲んでは体がもつかどうか。迷いながら一旦通り過ぎて、戻った

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15時半、開栓

 

トマトで疲れが飛んだ。

まだ客は自分だけで、トマト酎ハイを注文したら店の奥さんがセットを用意し、“自由にやってください”と言ってくれた

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セットの焼酎がタカラカップまるごとだった。ふたが付いているから半分は持ち帰ろうと思ったが、まもなくやってきた地元のお父さんたちと話す間にロックで飲み干してしまった

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お父さん方の一人が4%の発泡酒を29%のデルカップ(陶陶酒)で割っていたのが印象的だった。炭酸ばかり飲むと“腹がゲボゲボ”になるそうだ

 

角打ち相模屋岸酒店を十二分に楽しみ、目的の大番へ着いた頃には17時を過ぎていた

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以前飲みに来た時に名物のマグロすき身をハーフサイズで注文するお客を見た。今日は自分も試してみたい

 

量が多いことは嬉しいけれど一人飲みの悩みだ。ハーフでも十分な量だった

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12時から散歩したらビールがさぞ旨かろうと思っていたが、タカラカップを飲んだ後でも旨かった

 

ホヤもみずみずしく美味しい。今日の散歩写真を見るなどしてやっていたら、相模屋で会ったお父さんの一人がかけつけてくれた。

 

せっかく来てくれたけれど大瓶1本で帰るつもりでいた。さっきはどうもと多愛ない話の続きをして、手洗いへ発とうとしたら、飲み物を注文してくれるというので自分は“同じものを”と言ったらしい。らしい、というのは発言を疑うことが起きたからだ

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同じもの再び

 

手洗いから戻ると目の前には大瓶、ホヤ刺し、すき身ハーフのフルセットが置かれていた。

(…これは…ゲボゲボになってしまう!)

“さぁさ飲んで飲んで”と注いでくれるこのお方へ現状を問うと、“同じのって言うから”と答えられた

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写真が足りなかったのでスーパー太田屋を挿します

 

なんとも純粋な方だった。自らは皿に手を付けず全て私に託され、ニ回戦を始めることとなった

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すき身ハーフでよかった、美味しいホヤでよかった

 

生麦の散歩が鮮烈となった