きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

6月まとめ~600円くらい

 

6月の酒場を振り返る。

 

有楽町百万石物語の利酒会が今月もお得極まりない。皆に薦めている
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ランチだが根津ことぶきで島ずし。酒場利用もしてみたいので記しておく。これにゴボウサラダももらって600円
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蒲田東屋慶名で飲み会の際にグルクン撮影会をした
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荻窪つまみや、ビッグマン80ミリとピータンで300円。前回も今回も某イカ店が休みで
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新橋壱番館、大阪住むなら御堂筋沿線が良いと聞く

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神田あかしや、大阪住むなら阪急沿線が良いと聞く。阪神ファンの世界を見た
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門前仲町魚三、3品600円。ご常連から裏メニューのひれ酒をいただく
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糀谷万福食堂、ママが皮膚科でシミ取り3千円と3万円を間違えて行ったらしく、可哀想だけどその甲斐あってか綺麗です
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蒲田八重瀬のおでんがおでん史上美味しい。2品600円。植木屋トシちゃんが手掛た庭を見てみたい
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品川大平屋、明日健康診断というおじさんが4缶飲んでいた。結果が気になる
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新橋むらまつ試飲会のチケットは一連650円。同テーブルにパン男子がいた
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大森いそ野の店員が元パン職人と耳にし、今度詳しく聞きたい
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人形町加島酒店にうどん打ちのおじさんがいて話を聞いた。この日の自分はうどん2軒とパン1軒と当角打ちのハシゴであった
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新橋、珍しく洋風な店へ行ったら落ち着けなかった。そんな日もある
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蒲田ドラム缶、「お代いれ」の感じとか落ち着く
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新橋そば田、ハッピーアワー2杯1品で340円
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神田イチゴーで写真を撮るといつもみどりがかる。あと1杯飲んで計600円
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新橋おさけ村でサービス1合(美寿々純米吟醸無濾過生)と粕汁(サーモン)で600円
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箱崎魚平、3品で660円。添え物までぬかりない
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1軒平均600円だと気がついた。

 

 

 

 

栃木デスティネーション

 

栃木県とJR各社は2018年4月から6月まで「栃木デスティネーションキャンペーン」を行っている。栃木といえば自分には記事にしていないことがあったので、この機会に書き起こしてみよう
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那須エリア黒磯駅より】

「元気ほん歩」いきいき百歳体操に参加した時のこと(元気ほん歩について:

帰りみち’17。師走の黒磯 - きっぷ2000円 酒300円

体操はゆっくりと、難しくはないが、“イチニイサンシ・ゴーロクシチハチ”から、“ジュウニイサンシ・ゴーロクシチハチ”と続き、再び同じ動作を“イチニイ…”と繰り返された時、これは忍耐の訓練だと思った
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youtu.be

 

度々言うが黒磯はパン屋のドーナツが秀逸である

上:RAKUDA 、下:KANEL BREAD
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今春、KANEL BREADシェフが独立し西那須野へ「SHŌPAIN ARTISAN BAKEHOUSE」をオープンさせた。メニューにドーナツがあるようなので行かねばならない

 

 

【県央エリア宝積寺駅より】

宝積寺は隈研吾デザインの駅舎がかっこいい。駅から数分歩くと「ミート&ギターこしみず」という、ロックバンド「キャプテンストライダム」にまつわる店がある。自分は歌に登場するコロッケをよく買い、駅を眺めながら食べている。(駅舎に詳しいサイト:

駅に恋する!栃木「宝積寺駅」は隈研吾デザインの秀逸駅舎 | 栃木県 | トラベルジェイピー 旅行ガイド

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この日は広場で人形たちの演奏会が

 

また、この辺りの名物「氏家うどん」が気になっている。地粉イワイノダイチ使用とのことで、やさしい香りがすることだろう。食べに行かねば
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氏家商工会サイト:http://ujiie-shokokai.or.jp/ujiie-udon/

 

 

【日光エリア今市駅より】

今市へは日光銘菓「きぬの清流」を求めにやってきたが諸事情により買えなかった
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初めて今市駅で降りてみるとお香が漂っており、見渡すと日本香堂の工場があった。香りのお出迎えとは風雅な町だ

 

町を散歩していると、鳥居の向こうに得体の知れない像が見える。狛犬でも仁王像でもない何か

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茶色が濃い

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こういうロボット漫画がある気がするけどいやしかし…

 

像は学問でおなじみの二宮金次郎(尊徳)で、神社は報徳二宮神社といった。側の説明には、像はなんと、愛知県東栄町のチェーンソーアートと書かれていた
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〝尊徳像の頭上にお金を見事投げ入ると願いが叶うとされています〟

 

自分は以前、有楽町の特産イベントで東栄町チェンソー団体と出会ったことがあった。そこで写真を見返してみると、掲げられている作品例に尊徳像があるではないか
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チェンソーアートとの出会い:安城、願いごとの聖地 - きっぷ2000円 酒300円

 

菓子のことしか考えずに降り立ったが、愛知県の安城東栄町と繋がり、今市は自分とシンクロする町であった
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大きめの仏像や竜宮城のような建物が気になったので、また調査しに行きたい

 

 

【県南エリア栃木駅より】

夕方に訪れたのであまり建物には入らなかったが、水鳥のいる風景など良かった。栃木市は小京都と呼ばれており、川沿いの路地が木屋町通りを彷彿する
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人通りは少なく、静かで落ち着けた

 

ピンコロリというキャッチーなフレーズが書かれた鳥居に導かれて進んでみると、小さなお堂があり、写真を撮ろうと近づいたら水溜まりにハマった
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とても宿っていそう


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栃木はマンホールに表れる通り、蔵と水の町であった。ちなみにピンコロリは「PPK」と称されるようだ(Wikipediaより)

 

PPKの近くにあった喫茶店BAKUは、店頭の貼り紙に「一度食べたらクセになる《BAKU バーン》ボリューム最高!!」と書かれている
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可愛らしい外観の店内に、燃えるような何かがあるらしい。名店に違いない

 

栃木市役所は東武百貨店内にある。近年商業施設に役所が入る例は少なくないらしい
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フードコートのメニューに「餃子うどん」。パン屋に「いもフライパン」があった。デスティネ深い百貨店だ

 

栃木駅前の碑の詩が良い。〝たった一度しかない一生をほんとうに生かさなかったら…〟以下参照

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そうだ、せっかく行ったんだからブログにしようではないか

 

 

【まとめ】

この度のデスティネーションキャンペーンに際し、かつて訪れた栃木県を思い出した。大谷資料館、長岡百穴古墳、烏山酒祭り、板碑講座、佐野ラーメン、鹿沼と小山と間々田の居酒屋のみんな…

 

馬頭観音を探していたら廃墟に入ってしまった黒磯… 一人でメリーゴーランドに乗った小山… 18きっぷを無くした矢板… 豪雨の日光…
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旅情を掻き立てられた

 

県東エリアへはまだ行ったことがないが、面白い出会いが必ずあるはずだ。キャンペーンサイトの「真岡木綿会館」「とちぎ橋カード」「日本一のえびす様」等、見るとわくわくする
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https://www.tochigiji.or.jp/s/dc/

法人向けのページが閲覧可で見応えある。解説付きの観光写真1299枚や、パンフレットも豊富。映画撮影のエキストラ募集も

 

キャンペーンは間もなく終わるが、今回新たに知った所や懐かしの地へ、また行きたいと思う
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写真は蒲田駅の、とちぎPRコーナー。なおJR宇都宮と東武宇都宮駅は、JR蒲田と京急蒲田駅より離れている

 

 

 

 

5月まとめ~キャベツヤキおいしい

5月の酒場を振り返る。

 

蒲田八重瀬で手が写っているトシチャンが長渕剛Tシャツを着ていてファンである話を聞いたが、ナガブチはライブ中にハーモニカを8~9本投げるそうだ
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軽い気持ちで近所の立ち飲み屋に行ったら、おそろしく豪華な食事へ招待して頂いた
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蒲田勘蔵でいろいろな食べ物を
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大井町武蔵屋。麺好きなので、うどん県と蕎麦県(会津)出身の方に挟まれて楽しかった
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品川ふじのハイボールが濃いという話は本当
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下北沢の梅LABOで梅酒をテイクアウトするとお洒落に飲み歩ける
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門前仲町魚三で隣のおじいさんが、うなぎ蒲焼き大1枚と肝焼き3本と天ぷら3つくらいとソラマメ皿を並べていて食べきれるのか目が離せなかった(食べた)
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有楽町いしかわ百万石物語で500円のセットにふぐが入っていた
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神田イチゴーの日で2杯1品450円ありがとうございます
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箱崎魚平、とうもろこしのかきあげ(160円)かわいい美味しい楽しい
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新橋おさけ村と日本橋ふくしま館の飲み比べセットに雄町の酒があってめずらしい
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蒲田ドラム缶のとうもろこし揚げはカマボコタイプだった。“今日せんべろネットの人が来た”と聞き、お会いしたかった
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品川大平屋で会う人が蒲田勘蔵の常連とわかった。よくぞ数年も顔を合わせなかったものだ
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銀座ロフトでビールをもらった
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両国国技館で日本酒もらった
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上野ふぶき、他のお客の焼酎多いホッピーと目の前の鉄板で焼かれる卵焼きがたまらなかったからまた今度食べに行くf:id:sinomiy:20180519192058j:image

 

横浜クラブセンセーションで香川のしょうゆ豆3種試食会
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日ノ出町の試聴室3で「給食ハイ」。母校の味ではないが懐かしさは伝わった
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八重洲鐵一でキャベツ焼き。大きい。千切りキャベツがシャキシャキで肉もいっぱいで、オムレツ状というかバーガーだビッグマックだ。腹一杯に
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桜木町じぃえんとるまんのキャベツ焼きはお好み焼き(混ぜ焼き)のようだった。表面が天かすか肉かすか、かりかりで美味しい。写っているのはネギ玉とYouTubeの人
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わが家が大阪に越すかもしれないので、本場のキャベツ焼きを楽しみにしている。

帰り道’18春。岩角デコにいだ

 

東京から仙台へ、自分の帰省はいつも在来線で、途中下車して駅周辺の小散歩を楽しんでいるが、本当は駅から離れた場所も行ってみたいのだ。今回は福島県内で3つの憧れ(離れ)を叶えて来た。

 

 憧れ①岩角山岩角寺(本宮市
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 サイトより:山中に点在する露出した岩石には、それぞれに即した名が付けられ、その岩肌には江戸時代に西国より移し線刻された西国霊場33ヵ所の観世音や菩薩、天王、天神などの808躯が刻まれています。岩角山 | 福島県本宮市にある岩角山岩角寺の公式ホームページです

 

岩角寺は、数年前に磨崖仏を検索している時に見たサイトで知った。巨石とおじさんの対比が印象的だった。本宮市は当時、安達郡と言ったらしい

hamadas.exblog.jp

故郷の隣の県に横綱があるとは是非訪れておきたい

 

それで最寄の本宮駅で降りてみたが、駅からの路線バスが廃線になっていて断念した。いつか仏像好きな父に、車で連れてきてもらおうと…。

 

数年を経てこの度やって来た。実家から車で2時間くらいの距離だった
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父と母です

 

巨石おじさんのブログ通り、山内は巨石がごろごろしていた
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これが横綱か~

 

巨石のアドベンチャー三十三観音を巡るゲーム感覚があった。父は息子に貰ったばかりのiPadを駆使していたが、この日撮った写真は消えてしまったらしい
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きっと冒険の書が消えた心地だろう

 

岩角寺は、石好き仏像好きや、軽いハイキングにも良いところだった。

 

バラバラに歩く家族
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※なんと今年の4月からバスが運行されていた

http://www.city.motomiya.lg.jp/site/kanko/sikoujunnkaibasu.html

 

 憧れ②高柴デコ屋敷(郡山市

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Wikipediaより:デコ屋敷(デコやしき)は、福島県郡山市にある観光地。郷土玩具である三春駒や三春張子人形の発祥地である。

 

以前に張り子を見るために三春へ行き、高柴デコ屋敷は駅から歩いて行くには遠かったので諦めたことがある。しかしかわりに行った三春郷土資料館を十分に楽しんだので悔いはなかった。

 

そんな話を両親が覚えていたかどうか知らないが、先述の岩角寺の後に寄ることを提案されたので連れて行ってもらった。デコ屋敷は二人の新婚旅行の地らしい
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デコ屋敷一帯には4軒の家があって、張り子を買ったり制作の場を見ることができる

 

一つ一つ手描きされた人形たちは、茅葺きの古民家で見ると一層温かく愛らしく見えた
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三春のだるまは最初から目が入り、八方を睨んで厄を払うそうだ

 

そういえば実家に張り子があった。今まで気にしていなかったが夫婦の思い出の品だったのだ

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あの時のあれが~などと話している様子

 

当時は並んで歩いたのだろうか
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志村けんの「だいじょうぶだぁ」のルーツとなったおいち茶屋

 

三春駒の形の窓がパズルみたい
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父さん母さんありがとう

 

 

憧れ③仁井田本家(郡山市

18きっぷで宮城から東京へ戻る日が仁井田本家の酒蔵祭り「にいだの感謝祭」と知った。郡山駅から無料の送迎バスがあるらしく、これは行かない手はない。

 

仁井田本家といえば先日、名古屋で仁井田愛好会会長という方に出会ったばかりだ。各地の会員を虜にする酒蔵とは、期待が膨らむ
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みのや北村酒店さんの店主が会長だった

みのや北村酒店 (店舗情報)| お酒好きのための総合情報サイト 酒ネタ.com

 

バスは広くて快適。山里の桜の風景を楽しみながら進む

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駐車場から少し歩くのもイベントの一貫に思う。景色が良い

 

受付で試飲用コップをもらう。敷地内はお客でいっぱいだ。時々ふるまい酒の瓶を持ったスタッフが現れ、コップに注いでもらう。これとは別に、送迎バス利用者は土産用の酒がもらえた。何てこった

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蔵見学は時間の都合で参加できなかった
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販売用酒のほとんどを試飲して買うことができる 
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「感謝祭」と銘打った祭りは単なる酒蔵祭りでなく色々な出展があり、会場はマルシェとなっていた。会場スタッフには「サポーター」と呼ばれる蔵人以外の一般が参加している。お客は家族連れが多い。

 

当祭り以外でも、仁井田本家は米作り体験教室が積極的に開かれるなど、地域振興の場になっているようだ
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子供から大人から名古屋から、広く愛される酒蔵であることがわかった

 

自分は帰省途中なのであまり飲むことができなかったが、祭りの雰囲気を楽しんだ
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祭りらしい部分を撮っていなくてすまない

 

 

再びバスで郡山駅へ送ってもらい、電車に乗った。東京の家まであと227キロ。途中下車の旅路には、まだまだ面白いことが待っていたーー

 

帰りみち’18春。磐梯熱海温泉駅にて

これは春期18きっぷで東京から仙台まで帰省した記録である。

 

出発から栃木県辺りのまぬけな様子はこちら

帰りみち’18春。ごちゃごちゃ言ってる - きっぷ2000円 酒300円

 

 

ところは郡山から。駅に降り立ちいつものメンチカツを買いに行ったら売り切れていた。西那須野のパンも買えなかったし何だか今日はツイてない。がまだ旅は半ば、まだ郡山だ、これからツキを起こしてやろうではないか。どうして盛り返そうかと考え、“次に来る電車に乗る”ことにした。ターミナル駅である郡山からは5方面へ線路が延びている。


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郡山とはよく言うけど調べたら住所の漢字が難しい。「ひうち」って

 

 

次に来た電車は磐越西線、快速会津若松行きだった。期待を胸に乗り込む
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水郡線でなくて安心した(戻る電車が少ないから)

 

 

迫る山
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目の前にあるのはたぶん運転士さんのカバンと弁当

 

 

あまり遠くまで行くと今日中に実家に着けなくなると心配して磐梯熱海温泉駅で降りることにした
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旅行感が高まる看板

 

 

駅前には温泉宿の送迎バスが停まっていたり、広場に足湯がある。温泉街は風情があっていいな。近くにあるといいな。てきとうに歩き出した
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天気が悪い

 

 

風情がドンと立っていた。こけしはご当地感があっていい。と思ったら移転していた。転地はわずか150メートル先らしいので向かう
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温泉は見当たらない

 

 

着いたが休みのようだ。残念
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こけし庵さんに詳しいページ:佐藤正 | Kokeshi Wiki

 

 

こけし庵から振り向くと公園があった。自分は公園の遊具を見ると遊びたくなるのだが、いかんせん大人なので我慢している。だが今日の公園には誰もいない、見られていない
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今ならいける

 

 

ふだんなら電車などで床にカバンを置けず吊革も苦手だが、今日ばかりは砂の地面に置き、綱や鉄棒をぎゅうぎゅうに握る。しがらみから解放だ。

 

 

久しぶりのすべり台はとてもスリリングで、この日一番の高揚を迎えた。下からかけのぼったらすべり落ち、尻もちをついて一人でにやとした

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日頃からこのスピードで遊ぶ子供たちに対し、日に日に歩く速度落ちる我々大人よ

 

 

公園を出て先を進んだ
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路地の猫を追ったり石仏を眺めるなどしながら磐梯の熱海を歩く。

 

 

湯泉神社だ

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熱海温泉碑の新しいのと古いの
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風化の碑も、新しい碑のエッジもかっこいい
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小一時間が過ぎて郡山へ戻る電車時刻のために駅へ向かうと、温泉旅館が現れた。どうやら駅から、温泉街とは反対の道を来ていたようだ
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せっかくのこけし施設も寄る余裕がない。てきとうに歩いているので距離感つかめないが、先を急ぐ

 

 

いよいよ駅だろうという時におばあちゃんに声をかけられた。〝どこへ行くの?”と尋ねられたので、駅がこの道で合っているか聞いてみると、近くだから送ってくれるという。

 

 

また、〝この辺は何もないけどコンビニができたよ〟とコンビニの場所も教えてくれた。〝お菓子買うし一緒に行く〟と言われたが自分はコンビニに行く時間がない
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もう駅

 

 

ごめんおばあちゃん。別れを告げて電車に乗る。

 

 

 

コンビニの場所は、〝どこまでもどこまでもまっ~すぐ〟だそうな。

 

 

 

帰りの車内で町のフリーぺーを開くと、先ほどの駅前に多目的交流施設ができると書かれてあった。あのおばあちゃんも楽しめるところになるといい
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あとコンビニ併設だといい

 

 

磐梯熱海温泉駅へ寄ったおかげで満足のいく旅となった。

 

 

郡山に到着して念のためにまた肉屋へ行くと、メンチカツが売られていた。不確かだが1日に2回揚げているらしいのだ。運良く1枚購入。するとメンチ130円に対しデコポンまでもらえた。

 


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とてもツイていた。