栃木県とJR各社は2018年4月から6月まで「栃木デスティネーションキャンペーン」を行っている。栃木といえば自分には記事にしていないことがあったので、この機会に書き起こしてみよう
「元気ほん歩」いきいき百歳体操に参加した時のこと(元気ほん歩について:
帰りみち’17。師走の黒磯 - きっぷ2000円 酒300円)
体操はゆっくりと、難しくはないが、“イチニイサンシ・ゴーロクシチハチ”から、“ジュウニイサンシ・ゴーロクシチハチ”と続き、再び同じ動作を“イチニイ…”と繰り返された時、これは忍耐の訓練だと思った
度々言うが黒磯はパン屋のドーナツが秀逸である
上:RAKUDA 、下:KANEL BREAD
今春、KANEL BREADシェフが独立し西那須野へ「SHŌPAIN ARTISAN BAKEHOUSE」をオープンさせた。メニューにドーナツがあるようなので行かねばならない
【県央エリア宝積寺駅より】
宝積寺は隈研吾デザインの駅舎がかっこいい。駅から数分歩くと「ミート&ギターこしみず」という、ロックバンド「キャプテンストライダム」にまつわる店がある。自分は歌に登場するコロッケをよく買い、駅を眺めながら食べている。(駅舎に詳しいサイト:
駅に恋する!栃木「宝積寺駅」は隈研吾デザインの秀逸駅舎 | 栃木県 | トラベルジェイピー 旅行ガイド)
この日は広場で人形たちの演奏会が
また、この辺りの名物「氏家うどん」が気になっている。地粉イワイノダイチ使用とのことで、やさしい香りがすることだろう。食べに行かねば
氏家商工会サイト:http://ujiie-shokokai.or.jp/ujiie-udon/
【日光エリア今市駅より】
今市へは日光銘菓「きぬの清流」を求めにやってきたが諸事情により買えなかった
初めて今市駅で降りてみるとお香が漂っており、見渡すと日本香堂の工場があった。香りのお出迎えとは風雅な町だ
町を散歩していると、鳥居の向こうに得体の知れない像が見える。狛犬でも仁王像でもない何か
茶色が濃い
こういうロボット漫画がある気がするけどいやしかし…
像は学問でおなじみの二宮金次郎(尊徳)で、神社は報徳二宮神社といった。側の説明には、像はなんと、愛知県東栄町のチェーンソーアートと書かれていた
〝尊徳像の頭上にお金を見事投げ入ると願いが叶うとされています〟
自分は以前、有楽町の特産イベントで東栄町のチェンソー団体と出会ったことがあった。そこで写真を見返してみると、掲げられている作品例に尊徳像があるではないか
チェンソーアートとの出会い:安城、願いごとの聖地 - きっぷ2000円 酒300円
菓子のことしか考えずに降り立ったが、愛知県の安城と東栄町と繋がり、今市は自分とシンクロする町であった
大きめの仏像や竜宮城のような建物が気になったので、また調査しに行きたい
【県南エリア栃木駅より】
夕方に訪れたのであまり建物には入らなかったが、水鳥のいる風景など良かった。栃木市は小京都と呼ばれており、川沿いの路地が木屋町通りを彷彿する
人通りは少なく、静かで落ち着けた
ピンコロリというキャッチーなフレーズが書かれた鳥居に導かれて進んでみると、小さなお堂があり、写真を撮ろうと近づいたら水溜まりにハマった
とても宿っていそう
栃木はマンホールに表れる通り、蔵と水の町であった。ちなみにピンコロリは「PPK」と称されるようだ(Wikipediaより)
PPKの近くにあった喫茶店BAKUは、店頭の貼り紙に「一度食べたらクセになる《BAKU バーン》ボリューム最高!!」と書かれている
可愛らしい外観の店内に、燃えるような何かがあるらしい。名店に違いない
栃木市役所は東武百貨店内にある。近年商業施設に役所が入る例は少なくないらしい
フードコートのメニューに「餃子うどん」。パン屋に「いもフライパン」があった。デスティネ深い百貨店だ
栃木駅前の碑の詩が良い。〝たった一度しかない一生をほんとうに生かさなかったら…〟以下参照
そうだ、せっかく行ったんだからブログにしようではないか
【まとめ】
この度のデスティネーションキャンペーンに際し、かつて訪れた栃木県を思い出した。大谷資料館、長岡百穴古墳、烏山酒祭り、板碑講座、佐野ラーメン、鹿沼と小山と間々田の居酒屋のみんな…
馬頭観音を探していたら廃墟に入ってしまった黒磯… 一人でメリーゴーランドに乗った小山… 18きっぷを無くした矢板… 豪雨の日光…
旅情を掻き立てられた
県東エリアへはまだ行ったことがないが、面白い出会いが必ずあるはずだ。キャンペーンサイトの「真岡木綿会館」「とちぎ橋カード」「日本一のえびす様」等、見るとわくわくする
https://www.tochigiji.or.jp/s/dc/
法人向けのページが閲覧可で見応えある。解説付きの観光写真1299枚や、パンフレットも豊富。映画撮影のエキストラ募集も
キャンペーンは間もなく終わるが、今回新たに知った所や懐かしの地へ、また行きたいと思う
写真は蒲田駅の、とちぎPRコーナー。なおJR宇都宮と東武宇都宮駅は、JR蒲田と京急蒲田駅より離れている