きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

帰りみち’17。師走の二本松と福島

 

各駅停車で東京から仙台へ帰省する途中、黒磯、郡山、日和田のまちへ寄り、次に二本松駅で下車した。二本松は以前、菊人形を見に来たことがある

sinomiy.hatenablog.com

 

その際に訪れたローカルスーパー「マルソー」へ向かった。またあのコロッケが食べたかったのだ
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しかしこの日はコロッケは売っておらず、店のお姉さんに聞いた〝ウチのはふっくらして美味しいよ!〟というアジフライを買った。美味しかった
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手作り感あるマルソーフリーペーパー
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マルソー外に干される魚
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マルソーにはテレビ取材時の写真が飾られており、どうやら有名店のようだ。調べてみると、創業115年もの歴史があるらしい。以下はマルソーFacebookの引用である

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マルソーまつりとは!行きたい

 

マルソーを後にし、近くにある二本松駅前市民交流センターに寄ると絵画展が。高柴デコ屋敷の絵画を見た。そう、日和田高倉人形を知る前は、福島の人形といえばこれだと思っていた
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いわき市、松崎さんの作品

 

電車に乗り福島駅へ向かった

 

福島で今宵こそ積年の思いを果たそうと…

 

…2年くらい前だろうか。酒場を探してさまよっていた時に、繁華街から離れた、灯りの少ない住宅地に発光している看板を見た。近づくと中から賑やかな声が聞こえるが、店内が全く見えない。インターネットの情報も乏しく、店に踏み入る勇気が出なかった。それからというもの店に近付いては、窓からのぞこうとして断念する、ということを繰り返していた(これは文字にしてみると不審者である)

 

これが積年の店、漁作だ!
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今夜もいい感じに発光している

 

入った結果、もっと早く通うべきだったと後悔した。みんな和やかでやさしい。店のことや地元のこと、近所に住まうお客さんたちが聞かせてくれる。有名温泉地の料理人だったというマスターの和食が美味しかった
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飾らない風景

 

また帰省路に寄るべきところが増えてしまった。嬉しい悩みだ。

 

福島でほろ酔い、〝ほっこり〟をお土産に、電車に乗る。ほっこほこのまま1時間半が過ぎて仙台に到着
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お疲れ…いや、疲れてない

 

仙台でもいつもの飲み屋に寄り、その後帰宅した

 

今回も帰りみちを満喫した
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師走の実家、玄関

 

 

 

帰りみち’17。師走の郡山と日和田

 

帰省途中に郡山駅で下車した。

 

 

郡山にはよく寄るところが2軒あり、一つは肉屋「和泉屋」。130円程のメンチカツが凄い。よく言われるゲンコツ系とは一味違く、その大きさは〝グー〟ではなく〝パー〟だ
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画像お借りしました:和泉屋肉店 | おすすめスポット - みんカラ

同店が隣に営む居酒屋メニューの牛丼が話題だが、昼間に訪れる場合はメンチカツをテイクアウトしたい。デッカいハンバーガーを食べたような満足感が得られる。

 

 

次に寄るのが、和装雑貨の「アトリエ久」。

何気なく初めて店に入ったとき、藍色がいっぱいの空間に魅了された。織物や染物、それらを使った雑貨が並んでいる。もう何度訪れたわからないが、いつも女性店主が気さくに話してくれる。肉屋の前で偶然会ったこともあった
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ハギレを買ったときに「袋いらないです」と言ったら、しかしチラと見えたそれが何とも可愛いく(一枚一枚布が貼ってある)やっぱり入れてもらうことにしたし、写真撮らせてもらった。

[アトリエ久:http://www.chuokai-fukushima.or.jp/ohmachi/atelierhisa/index.html

 

 

東京から仙台の各駅停車の帰省、黒磯パンと元気ほん歩、郡山肉屋とアトリエ久に寄ると、ひとまず達成感を得る。郡山から真っ直ぐ仙台に向かえば約2時間半、ぼんやりしていたらあっという間に着いてしまう。ここからどこに寄るかが、毎回悩ましい。

 

 

 

今回は日和田駅で降りてみた
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高倉人形日和田資料館|郡山市観光協会

 

 

郡山市 人形〟で検索したのだろうか。福島県で人形といえば三春などの張り子が有名だが、高倉人形を知り日和田公民館へ向かった。

 

 

公民館
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知らない町の公民館は緊張する

 

 

自動ドア横の窓口に人がおらず、ガラスをトントンとやったら係の方が来て、人形の部屋を開けてくれた。

 

 

これが廃絶の高倉人形
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顔が生き生きしている 

 

 

館内で頂いた高倉人形の説明書が分かりやすいので引用したい。

『高倉人形は、人形浄瑠璃で使われた人形です。人形浄瑠璃は、三味線の音に合わせて物語を話す人と人形を使って「しぐさ」を表す人が一緒になって「しばい」をすることを言います。今から200年以上前に、日和田町の高倉という所に、人形浄瑠璃がとても上手な人たちがいました。自分たちで人形を作って、人形しばいを見せて歩いていたのです。福島県内はもちろん、宮城県の仙台、山形県の米沢、茨城県の水戸などにも行って人形しばいを見せていました。』f:id:sinomiy:20180220165917j:image
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『どこに行っても、「上手だね」とほめられるほどでした。しかし、明治時代になると、人形芝居の人気がなくなり、明治26年ごろになると人形しばいをする人たちがいなくなったといわれています。日和田公民館には、着物を着た人形や、人形の顔だけのもの、その他しばいに使われた道具などがあります。』
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『高倉人形の特徴(1)この人形を動かすのに、3人がかりでやりました。3人でやる人形浄瑠璃は東北地方には少なく、とてもめずらしいものです。(2)あたまを動かす「しくみ」が今の人形浄瑠璃の人形とはちがっています。』
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廃絶の高倉人形だが復活プロジェクトが立ち上がっている。ワークショップが行われており、9月から3月までの全7回、開講式から稽古、リハーサルを経て発表会と濃い内容で、なんと参加無料

 

 

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写り込む自分

 

 

高倉人形の見学の他に公民館に入れたことも貴重だった。町にふれた感じがした
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みんなの傘

 

 

 

公民館は駅前にあって辺りは住宅地。どこか寄れそうなところがないか、見渡した
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あるお宅の「門に三角コーンに椅子」。なぞなぞか

 

 

参道があったので登ることに

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着くと、石灯籠と石碑が目を引く。好きな雰囲気だ
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社殿周りがゴツゴツしていて良い。自分は石が好きだ

 

 

石に惚れ惚れ、丘からの眺めに満足したので参道を降りた。自分が来た道は「旧参道」と書かれているが、現参道はどうなっているのかと調べると、石がもっと連なっていた(参考になりました:悠遊・楽感雑記帳 郡山市日和田町・八幡神社
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もっと見たい。日和田、また来ます。

 

 

二本松へ続く

帰りみち’17。師走の黒磯

 

東京から仙台へ毎度、各駅停車で帰省している。改めて確認すると、約7時間かかるらしい
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常に有料特急を利用しない設定にしてある

 

 

改めてというのは、自分は何度も途中下車をするので実質の乗車時間を気にしていなかった。とりあえず朝に出発して、仙台の酒場のラストオーダーに間に合えばいいと思っている
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※ゴールは店でなく家だ

 

 

一日かけて行けば毎度いろいろなことがあるが、以下は昨年末に帰省した時のことだf:id:sinomiy:20180217155133j:image

ここは黒磯

 

 

ふだんは黒磯駅前のパン屋へ、土日限定のドーナツが店頭に並ぶ時間(12時頃)に着くように家を出る。概ね9時に蒲田駅を出発し、3時間居眠りをすれば到着
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宇都宮から黒磯までの車内はイラストが楽しい

 

 

その日は金曜日のため気に入りのドーナツは無く、しかし他のパンも美味しいので購入。次に近くにあるコミュニティ施設「まちなかサロン元気ほん歩」に寄った(過去にも書いていた:二本松 菊人形とあれこれ〈上〉 - きっぷ2000円 酒300円
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「どうぞお休み下さい。トイレもお使い下さい」というハートフルな言葉が貼ってあるなとよく見れば、「ほん歩」ロゴ頭にハートマークが

 

 

おばちゃん(スタッフの方)が淹れてくれたお茶を頂きサロン内の作品鑑賞
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黒磯辺りのおじいちゃん作。固めたティッシュに彩色してあり、立体感が油絵のよう。「人足早く謹賀新年」の札が趣深い

 

 

それから黒磯発の電車が約1時間おきなので、待つ間に散歩した。

 

 

元気ほん歩の近くにあった生地屋の〝手造りバック〟がブランド柄で、欲しい
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歩道から格式が丸見えだったお宅。ゆえんを検索したが分からず
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きっと人のいい店員さんがいるのだろうと想像する、気になる手打ちうどんと、酒場利用もしてみたい食堂
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無数のどんぐり細工
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電車に乗る。昨年秋の時刻表改正より、黒磯からレトロな車両が走るようになった(参考になりました:【黒磯~新白河間】東北本線の旅行は2017年10月からこう変わった | 汽車旅指南所
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パンが映えるシート。

 


郡山へ続く

 

1月まとめ~粕漬をバーに持ちこむ

1月の酒場を振り返る

 

 

明けましておめでとうございます。これは勘蔵の店主が樽酒を振る舞っているところ
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国際フォーラムの正月パーク。利き酒当てて、おちょこくんストラップをもらう
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草津浅間酒造観光センター。噂通りの試飲試食センターだった
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イチゴー始め。新年会帰りのお客さんからお土産頂く
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壱番館始め。石山観音と観音山公園の思い出を話す
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福島漁作の卵焼きはこんがりタイプ
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仙台大沼の振舞い酒、金箔入
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鹿沼もつや、どなたかの親戚の手作りこんにゃくが旨い
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間々田おとめのお通しがムール貝だったりトマト卵焼ハーフサイズの量多い
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ふじのハムカツ60円。酒と合わせて360円
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武蔵屋で競馬当てたお客さんから大吟醸頂く
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むらまつ定例会
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ふじがオーダーストップで、注文していないけど頂いたもの
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とっとりおかやま館の試飲会。むらまつのご夫婦に会えて嬉しい
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阪急、年に一度の大試飲会。ごちそうさまとしか言えない
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たわらやの店に貼られる子どもの絵。これ〝だんだん上手くなっていって年月を感じ、あぁ自分は何も変わらないな〟って切なくなるパターンや
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味の笛でエゴネリ
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横浜のクラブセンセーションにて粕漬けの試食会を行った 。

そのまま食べて美味しいことはもちろん、

パイン+バニラアイス

大根+ポテトサラダ

マロー+クリームチーズ

赤貝+焼おにぎり

+オリーブオイル+レモン…

等と合わせてみた

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盛り方がバーっぽい

 

 

その場に居合わせた、見ず知らずのお客さんにも好評だった。隣の席の方は俳優だったらしい。

 

 

「糀善」の粕漬はバリエーションが面白く、何かアレンジしたくなる、イメージがふくらむ
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いなば糀善 鳥取県(食のみやこ)特産品・粕漬け製造卸売販売、小売及びネット販売|商品一覧

もっと何かと合わせてみたい。

 

 

調子を良くした自分はハシゴした試聴室3にも持ち込み、皆に食べてもらった。その場にはアイドルもいたらしい。皆さんご協力ありがとうございました
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大根+チョコレート

 

 

 

今年も宜しくお願いいたします。

 

 

掛川 花鳥園と居酒屋

 

掛川に、葛布を買いに来て無事に買えて夕刻

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スーパーのうなぎ弁当が安すぎる

 

 

初めに出会ったパン屋の社長にステンドグラス美術館を薦めて頂いたが、開館時間にまに合わなかった。ガラスで名高い小樽に匹敵する美しさだそうで、次回行こうと調べてみると、掛川グラスと小樽グラスは協定を結んでいた。
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「文化・芸術の振興に寄与することを目的に」と。敵ではない

 

 

小崎葛布のご主人に教わった居酒屋に向かった。主人は酒を飲まない人なのに、自分の〝近所のお年寄りが集いそうな〟というリクエストに合う店をひねり出してくれた。

 

 

そうして向かったが時間が早いせいか、まだ集っていなく、少し町を散策するとある交差点に、雰囲気の良い店があった
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これは「お年寄りが集いそうな店」!

 

 

店内が全く見えないなぁと立ち止まり、クチコミ検索をしようとした時ちょうど、客のお年寄りがやってきて自分に「入る?」と言ったが、とっさに「いいえ」と答えた
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(挿し絵:小崎葛布さんより)

 

 

しかしお年寄りが入る隙に見えた店内の光景は、自分が求めていたものだった。検索せず不安は残るが、エイと扉を開けた。「やっぱり来ちゃいました」
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(挿し絵:街角の山内一豊、千代夫人)

 

 

先ほどのお年寄りが女を連れてきたと、店は小盛り上がりした。カウンター10席くらいだろうか、地元のご年配(失礼)で満席。おっとりとしたお母さんと、姉御感ある娘さんできりもりされている。ドリンクのメニュー表示がなく、うろたえた。食事は黒板に書かれている。適当な飲み物と黒はんぺんフライを注文した
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料金がわからない

 

 

今まで食べた黒はんぺんフライの中で一番分厚かった。料理の写真を撮っていいか、尋ねると〝良いけれど、ふだん取材など断っているので、あまり拡散しないで欲しい〟とのことだった。ということはクチコミ検索をしても見つからない店だったのだ
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(挿し絵:掛川城下こだわりっぱより)

 

 

なんとラッキーなことか。取材拒否だからと言っておカタくなく、馴染み客が和気あいあいとするリーズナブルな店だった。自分は皆さんに受け入れてもらえて、楽しい時を過ごした。また来ようと心に決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして3か月後
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向かっているところ

 

 

掛川に着く前に地図を見て、「たこまん」とは何だろうと調べてみれば、試食がたくさんあるお菓子屋らしい。場所が居酒屋で教わった「掛川花鳥園」の向かいだったので、合わせて行くことにした。

 

 

駅を出てスマホのナビに従い進むと、トンネルがやってきた
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こわい

 

 

メルヘンチックな小鳥を想像していたら、突如現れた写実的壁画と闇。引き返したくなった。

 

 

案外短く、通り抜けて到着
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安堵のあまり電柱も気にならない

 

 

たこまんに入るやいなや、〝どうぞ御上がりください〟とお茶を渡され、テーブルに案内された。卓上には試食がセットしてある
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たしか4卓あった。イートイン用ではない

 

 

席に着いて茶と菓子を頂いた。他のテーブルには別の試食が置いてあったので食べて回り、気に入った「大砂丘まんぢゅう」と「アマンド娘」を購入。まんぢゅうは濃厚なチーズケーキのようで、娘は堅さが絶妙なマドレーヌであった
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ビジュアルからカリッとしてる

 

 

併設の時計オーディオミュージアムもかっこいい
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時計を見学していながらも、ゆっくり過ごして時間を忘れそうになった。そのためか店内には時刻表が

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たこまん/TOPページ

 

 

 

 

店を出て横断歩道を渡ると花鳥園だ。訪れたのは年末で、各所に正月支度が見られた
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酉年を迎える時はさぞフィーバーしたことだろう
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園内に入るとフクロウの部屋が並んでいた。世界のフクロウがいる
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掛川花鳥園は〝花と鳥とのふれあいテーマパーク〟だが、ここは金網に閉ざされた静寂の間であった
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〝日本のフクロウの鳴き方はゴロスケホッホ〟と書かれていた。他の生き物でもそうだけど、鳴き声に初めて字を当てた人すごい

 

 

フクロウの間の次は大広間に渡る橋のような、ちょっとスマホを見て歩いたら見逃しそうな通りだったが、池にペンギンがいた
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歩きスマホはやめましょう

 

 

水族館の花形が手の届きそうな距離に。ペンギンとフクロウと、自分がイメージしていたメルヘンと異なる鳥が続いた
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橋の反対側はオシドリ

 

 

次の大広間から先は温室になっていて、色とりどりの花が咲いている。一つ目の広間はバイキングレストランと物販があり、辺りは正月の飾り付けがされていた
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当然だけど酉年が終わっても鳥なんだな

 

 

レストランの次は催事場。時間毎にバードショーが開かれ、壁側には常時フクロウがズラーと並ぶ。金網ごしのフクロウとは違い、こちらは足が繋がれているだけで、迫りくる勢い
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正月仕様の止まり木と、フクロウの端にいたやけに可愛い生き物。ピグミーファルコンというらしい(掛川花鳥園でデビュー予定のピグミーファルコンが可愛すぎる - NAVER まとめ
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バードショーではスタッフのお兄さんお姉さんの手から手へ、大きな鳥が渡る技を見た。観客の頭上すれすれをビュウと来る。ショーの注意事項に「お客様の近くを鳥が飛行いたしますので、席に座ってご覧下さい」とあった。この広場では様々なショーが催されるようだ
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ショーの隣の広場から本格的なふれあいが始まった。コガネメキシコインコのエサを購入している客に、わさわさインコがやって来る。自分は観察。体にインコを盛っている人に醍醐味を見た。下は花鳥園サイトの動画だが、一般客でもこうなっていた。ちなみにスタッフブログが読み物サイトとして十分面白い

www.youtube.com

掛川花鳥園

 

 

広場には魚が泳ぐ大きなプールがあって、部屋の端まではっきりと見渡せなく、端から端へ、油断していると時折インコの大群が縦断する。ジェットコースターが向かってくるようなスリルだった。花鳥園は水族館と遊園地の要素も持つ
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体育館大の部屋が続いたが次は教室くらいだ。ハト大の、カラフルな可愛らしい鳥たちが、足元を歩いていたり目の高さに佇んでいる。自分はエボシドリが好みだった
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次の部屋はフラミンゴが際立つ、楽園のようなところだった。自分は餌体験はしなかったが、見るだけでも飽きない(体験の様子がこちらのおもしろサイトに載っています:@nifty:デイリーポータル Z:トリまみれになる
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2時間過ぎたところで帰ることにした。予想外に夢中になったのできりをつけた。ぬり絵などあきらめた。しかし後で園内マップを見返すと、屋外エリアを見逃していた。丘や牧場まであった
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2時間なんて甘かった

 

 

そしてステンドグラスは間に合わなかった

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社長、また来ます

 

 

またパン屋の社長に教わったステンドグラス美術館に間に合わず、町のシンボル掛川城にさえも行っていないが、花鳥園は最高だった。

 

 

 

 

 

 

 


 

そしてあの居酒屋に帰る
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2度目の掛川の夜。前回訪れた居酒屋で花鳥園へ行った報告をした。地元の皆が言うには、花鳥園・城・温泉が三大掛川スポットらしい。次に来るときはあと2つと、ステンドグラスを見に行こう。また時間が足りなくなりそうだな。