東京から18きっぷ旅。長浜へ焼き鯖そうめんを食べに行こうとしたら、間違えて彦根で降りてしまった。それで次の電車が来るまで、駅の外を見てみることにした
ショッピングセンターがある
地方の生活を感じるには、スーパーは良い。アルプラザは西日本では珍しくないが入ってみた
焼き鯖そうめんあった
お惣菜コーナーで焼き鯖そうめんが売られていた。長浜名物を当地で叶えるべきだと葛藤したが、電車を乗り継ぐより目の前のパック詰めに食欲が負けてしまった
地元の方々で憩うフードコート
初めての焼き鯖そうめんは、そうめんに佃煮のような甘辛い味がしみていて、本場の味かどうかわからないが美味しかった。スーパーなので手頃な価格で、また丁字麩の辛子和えと京風出汁巻きも食べることができた。
店内の様子
駅前に立地しているためか土産物も充実している
併設のベーカリーカフェ
パンだ店長クタっとしてる
ショッピングセンターに市役所とはめずらしい
うっかり上ると役人がならぶカウンターにびっくりした
あとで市役所らしい市役所を見た。現在耐震工事の間、アルプラザで仮運営しているそうだ
平成31年3月迄(予定)
お腹が満たされたので長浜行きをやめて、彦根散策を始めた
マンホールがポップ
奥に石像ひこにゃん
消費生活センターの坊やキャラクターが気になり、調べたけれど解らない。この時に知ったが、各自治体センターごとにキャラクターがいるようだ。動物が多い
散策を続ける。何屋か覚えていないがショーウィンドウに何気に置かれていた貴重なもの
奥に彦根城が見える
とび太くんマスキングテープを買った。下はとび太くん軟膏を作った図
和食屋に置かれたタヌキに見覚えがある
実家にあったやつだ!
父さんのコレクション
ぶらぶらしていると住宅地に俳遊館という建物があった。俳句の施設のようで、自分は全く俳句を知らないが入ってみた。中ではおじさん二人が談笑している
「大正時代の信用金庫を利用したレトロな外観」とのこと。ドアを開くと玄関のような段差があり、スリッパに履き替えた。大正の金庫は土足厳禁だったらしい
受付おじさんが、ここは俳句の博物館で、ビデオがあるけど見る?と言った
リモコンを頂き、自由に見ることができた
ビデオ程々に、俳句閲覧もままならないうちに、町について質問した。館内に観光地図があったのだ
ここから次は何処へ行こうか
すると受付でない方のおじさんが一緒に来てくれると言う。30分以上だろうか、彦根の町を案内してもらった
宗安寺は「家康、三成、淀殿、井伊、佐和山城」等々、歴史に詳しくない自分でも、へぇー!となるワードが満載
このような親切があるものか。高島縮(滋賀県特産の服)を着て行った幸運だろうか(おじさんも寝るときに着るそうだ)。
あとで観光サイトを見ると実は、俳遊館は彦根ボランティアガイドの活動拠点となっていた。おじさんはおそらくプロのボランティアガイドだったのだ
こちらのメンバーに違いない
ちょうど居合わせた歴史好きなおじさんとばかり思っていた。今度会ったらきちんとお礼を言おう
おじさんが個人的に好きな店など聞き出した
それからもう一つあとからわかったことが、よく見かけると思っていたアルプラザ(平和堂)本社は滋賀県で、Wikipediaによると訪れたアルプラザは1号店だった。これは立派な観光施設と言えよう
どうりで惣菜コーナーに郷土料理あったり壁面装飾も年代物な気がする。思わぬところで立派な観光をなしていた彦根散歩であった
その後、長浜名物焼き鯖そうめんを、醒ヶ井のランチバイキングでも食べることになる。アルプラザの炊かれた感じと比べて麺にコシ残り、甘さ控えめだった。