きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

11月まとめ~音楽も好きです


11月の酒場を振り返る。

 

新橋おさけ村、今月の佐久セットのうち2種が、武蔵屋お客さんと鳥取の糀漬屋ご主人が美味しいと言ってた酒だった。奇跡
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蒲田八重瀬で近所の店からでっかいシュウマイが届き、頂く
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新橋壱番館の牛スジ煮、ゴロゴロこんにゃくが美味しい。フルーツいつも有難うございます
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八王子無料ライブ(曽我部恵一おとぎ話他)で開かれた無料ビール講座お土産付。こんな世界あって良いものか
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品川大平屋、壁掛けポケットティッシュ
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日ノ出町視聴室3(好きなバンドの三沢洋紀店長の店)へ初めて。柴田聡子さんとすれ違い、可愛い。後、店の数人でセンセーション(カストルファンクラブ他のマリコが勤める)も行く。嬉しい
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神田イチゴーが芝生コースター始めた
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勘蔵でボジョレー頂いた
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新橋バンパイアで勧められた馬刺しがうっかり高価

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品川ふじ、オーダーストップのため酒だけ注目したけど色々頂いた
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大井町武蔵屋が休みのため向かい側まえかわへ行ったら武蔵屋のお客さんに会った。アウトドアのような写真
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新橋こひなた田中さん夫婦は80、85歳で仕事現役ですって
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こひなた後は迷宮(新橋ビル内だが)
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三軒茶屋HEAVEN'S DOOR、いつものライブ(YUEY他)料金で唐揚げと付け合わせ食べ放題の日だった
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正月を前にしてラッキー太りである。



京都 地蔵盆の頃

夏に京都へ行った諸々を~

 

 

これはあぶ玉丼(油あげ玉子とじ)
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おもしろサイト「デイリーポータルZ」を見て食べに行った郷土料理。記事にあるように、食べると水木しげる顔になった。

京都衣笠丼の一見地味ながらそのパンチの重さに言わせてください、イケズと - デイリーポータルZ 

 

 

夜に京都入り、水木しげる体験をして翌朝は絞り工芸館へ行った
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京都絞り工芸館

 

 

地球儀と巨大几帳と、大物の展示がメインだった。館内で見るとこう
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この色、柄が絞り染め

 

 

直径2.5メートルの地球儀内は風船のようになっていて、しぼませて運ぶと聞いたがそれから約3か月後、東京のギャラリーに工芸館がやってきた
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再会(撮影不可とあるが許可頂いた)

 

 

実際に来てくれるとは感無量だ。巨大几帳のほうは制作期間8年、京都の四季をモチーフとした4つの連作のうちの一つが展示されており、幅が6.5メートルもある
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この日は「夏・五山の送り火」の展示。辻が花という特別な技法を用いている

 

 

絞り染めが好きだ。絞って染めて、絞りをほどくとバッと広がる模様はまるでマジックに見える
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ぽこぽことしたシボもかわいい

絞り染め - Wikipedia

 

 

京都の絞りの技法代表「京鹿の子絞り」は、絹糸で絹の生地をくくる(絞る)。綿に比べるとつるつるして難しい
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東京会場の映像コーナー。テロップより「絹糸で9回巻き上げます」。見ながらコーヒーとお菓子をもらった

 

 

例えば手絞りで着物を作る場合は1日300粒くくり、完成までは15万粒、1年かかるそうだ。糸をほどく前の生地は凄い粒々である。凄いとは、細かい・硬い・均一に粒(絞り)がびっしりで、ウロコの類いに似ていた。人間業とは思えない
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過去のチラシより。サイズ感わかりにくいが細かい。これほどの業を持つ職人は減っているそう

 

 

15万粒などをほどく工程も凄い


絞りをほどく - YouTube

 

 

あとで訪れた西陣の、ハンドメイド店の奥さんに「さっき絞り館に行ってきた」と話したら、引きだしから絞り生地を取り出し〝父が残したものだけど、勿体なくてほどけない、自分の代ではほどけない〟と言っていた
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博物館でもないのにそんな貴重なものが引きだしからサッと出てくる。さすが歴史的繊維の町だ(写真は西陣織会館)

 

 

東京会場のテレビかげになっていた、絞り会代表挨拶文を抜粋して紹介したい
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〝残念ながら、現在の職人では成しえない緻密な絞りもあります。私達は数十年前より、今後、絞れなくなるであろう技術の絞りについて、職人の足跡を残す為にも、大切に染色前の状態で倉庫に保管して参りました。現在の絞りと比較すると雲泥の違いがあります〟
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〝また、私達は未来に向かって立ち止まることなく新技術の開発に取り組んできました。今後ますます絞り染めは希少なものとなって参りますが、世界中の絞り愛好家の皆さんの期待に応えるためにも、これからも最高の物づくりを目指します。〟

 


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新技術「京ほたる絞り」の手拭いを買った。〝緻密な針目の中に、ぼんやりと浮かび上がるような表情が特徴〟とのこと。星座みたいで綺麗。

 

 

絞り染めは自分にとって高価。だから小物などで楽しんでいる。極微力ながら絞りの発展に貢献したい
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絞りカード、皆に送りたい。

 

 
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絞り工芸館前では地蔵盆が開かれていた

 

 

その日は地蔵盆だった。地蔵盆とは、名は聞いたことあるが、内容を知らないでいた。当日は工芸館しかり、出会う地元の人々に〝東京は地蔵盆ないの?〟と尋ねられる。しかし無知なためか東京と地元宮城でも聞いたことがない
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町にあった絵画から推測してみる

 

 

花火、福引き。一般的なお盆の直後にまた祭だろうか。プログラムが貼ってあった 
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けっこう一日がかり

 

 

地蔵盆とは関西に多い風習で、町内会ごとに開かれるが近頃はやらない町が増えているそうだ。〝このへんではまだやってるけど〟と、ハンドメイド店の奥さんが教えてくれた。看板犬が可愛い店だった。

 

 

二条城より東側の絞り工芸館から、西陣を経由し織成舘へ向かった。40分歩いたおかげで他の町内会の様子も見ることができた
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その幕は西陣織だろう。道端から工芸品を拝めた

 


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パンの名店ル・プチメックに寄ることができた

 

 

手織物の博物館「織成舘」に到着。「復原能装束と全国手織物」などの展示を見た。刺繍と見紛う能装束生地にはまた職人技術の凄みを思い知り、全国手織物は沖縄の芭蕉布など、草木繊維の織物から涼を感じた
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サイトから能装束を見ることができる
手織ミュージアム 織成舘

 

 

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展示物もさることながら、織成舘の静けさがよかった。帯製造店兼居宅だった建物は昭和11年のもの。庭を見ながらみやびなお菓子まで頂いた
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手前は太田胃散

 

 

入館500円で展示物と庭にお茶付。織成舘を出る時には施設案内のおじさんに次の目的地を尋ねられ、大阪のライブハウスに行く事を伝えると、詳しい道案内をしてくれた。○番のバスで○駅で○線に乗って、○番で○駅のほうが近いけどあっちまで行った方が電車に座れるから、電車賃はこっちのほうが…等々
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軒先まで出て丁寧に教えてくれた。なんというサービスか

 

 

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ライブ無事に見れました(出演:ヒダリ)

 


織成舘リーフレットからも優しさを感じた
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「喜び造りそば造り」っていいな。

 

 

大阪でライブを見たあとは京都へ戻り、立ち吞み「庶民」へ。都においても馴染める店だった
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宿は1泊ずつ2カ所で、朝食パンバイキング付きゲストハウス比べ。1軒目はパンの具やカレーライスなど様々あり、2軒目は主に菓子パンだった
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ゲストハウス近くで見た地蔵盆
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電話だし地蔵でなく如来

 

 

調べると〝電話の工事中に土の中から出てきた大仏〟で、地蔵盆の他に大日如来盆という行事もあるらしい。通常は地蔵の翌週にある大日如来盆が、この地域は地蔵と同時期とのことだ

京都の地蔵盆 なぜ?電話大日如来様|信三郎商舗のいちにち
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京都はまつりが目白押し

 

 

京都を後にして向かった安土では〝地蔵盆は来週〟と聞いた。

 

 

短い時間だったが今回も路地を歩くだけで色々なものが見えた
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廃業店に置き去りの人形が絵になる

 

 

モーニング可能な京樽。コンコース敷地アウトぎりぎりのイートインだ
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ところで今日、自宅近くのクリーニング店で見た看板が色々とリンクする。この人も油あげ初めはしげる顔になったのだろうか
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自分もまた行く。 

 

ゆめぷらざから醒ヶ井

 

かつて有楽町にあったアンテナショップ兼観光案内の「ゆめぷらざ滋賀」にて薦めてもらった安土へ行き、楽しかったことをショップ担当者に報告したら、醒ヶ井もまたお薦めと教えてもらった

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安土の水路にたゆたう藻のような植物が綺麗だったと話したら、醒ヶ井の地蔵川も良いという。パンフレットを見せてもらったら水の中に花が咲いていて、「梅花藻」と呼ばれるそれが名物らしい。見たいぞ

 

醒ヶ井駅
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来た

 

郷愁を誘う駅舎だった。梅花藻の見頃は5月中旬から8月末で、訪れたのは9月9日。花、残ってるといいな。

 

と、当ブログを書こうとして醒ヶ井情報を整理していたら、100点のブログを見つけてしまった

d.hatena.ne.jp

〝だりあのだいありー〟さんには自分が見た醒ヶ井が鮮明に記されていた。そうですこれが梅花藻です醒ヶ井です。オラそれ以上書くことねえだ…

と思ったが当ブログは備忘録。些細なことでも残しておくことにした。

 

■醒ヶ井について_φ(・_・

駅の掲示物に地元小学生が書いた町のおすすめマップがあり、多数の子どもたちが梅花藻をすすめていた
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散策途中には梅花藻ソフトクリームを食べると良いらしい

 

駅を出ると「水の宿駅みゆき」があって、だりあさんは〝道の駅みたい〟と書いていた。その通りだ。蛇口が数箇所にあり、名水百選の湧水を汲むことができる

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電車降りたら自販機よりも水汲みたい醒ヶ井

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名水の町はごはんも美味しいだろうな

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おふくろバイキングに入った。焼鯖そうめん、ビワマス寿司、万願寺、たくあん煮、ずいき、近江米…。一人旅で少しずつ名物を頂けるのは本当にありがたい。何度もお代わりした

 

大満足のバイキングのあとは、カラフルにきらめくトルコランプを見て夢のよう

www.google.co.jp

併設のギャラリーにて

 

夢いっぱい腹いっぱい。予定外の時間を過ごしたため、足早に出かけた
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逆光の写真などだりあさんにはない

 

マンホールの花は梅花藻でなく、サツキとイチョウ
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マンホール撮るとき足入れる派

 

もう14時か…と見上げた街角の古い時計が合っている。サインポールと言い、旅先で見かけるけれど動いていないことが多いやつ

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修理が難しいんだって

 

唐波風が異常にかっこいいと思い立ち止まったら、明治26年醒井小学校の門だった
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毎日くぐったら賢くなれそう

 

地蔵川の由来となった地蔵を本尊とする法善寺。お地蔵様は270㎝もの高さと説明書きがあり、是非見たいけれど扉が閉まっていた
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自分は石仏が好きである


しかし運良く読経の時間になり、扉が開いた。奥に大きい地蔵石仏が安置されていて洞窟のよう
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自分は鍾乳洞とかも好きである

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ちらはお堂の外のお地蔵様。りりしい

 

駅で子どもたちが薦めていた梅花藻ソフトは沿道で売られていたが買わず、梅花藻くずもちを持ち帰った

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おねーさんはバイキングでお腹いっぱいになり、食べることができませんでした

 

乳白色のつるりとしたくずもちを割った断面の藻らしさよ
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藻の味はお茶あんみたいなの

 

時おり川に足を浸け、キャッキャしているグループを見かけた。自分もやりたいが一人なので気が引ける
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と思っていたところに了徳寺さんのお言葉が
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二度とない今

 

後押しを受けて川に浸かった。この地蔵川には、ヤマトタケルノミコトの毒を直したと伝わる清水が流れている。ありがたい
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神話に触れた

 

梅花藻はというと、時期的に咲いているかどうか心配していたが、僅かに咲き残っているものを見ることができた。二度とない人生、今期に見ることができて良かった。

 

前記事の安土の楽市楽座館で会った先生が、東京に住む娘がお盆の帰省のおり、田んぼのキラキラした風景を見て、“夏だー!”と叫んだと言っていた。同感である。

夏といえば海だ山だと連想しがちだったが、今年、自分の夏は田んぼと藻だった。

 

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今まで素敵な情報を提供してくれたゆめぷらざさん、ありがとうございました

ゆめぷらざから安土

 

能登川の酒場で丁子麩を気に入ってからというもの、有楽町のアンテナショップ「ゆめぷらざ滋賀」で麩を買っていた
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奥の小鉢が丁子麩の辛子合え

 

ゆめぷらざで丁子麩の扱い方を教わり、自宅でも美味しく食すことができた。また、高島縮Tシャツを買ってみたところ通気性抜群で、快適に過ごすことができた。買う時にぷらざお姉さんに「夏が変わりますヨ」と言われたけど本当だった

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快適そうな私(右)

 

そんな信頼していたゆめぷらざであったが、先日に閉店した。滋賀県のアンテナショップとしては移転という形なのだが、経営母体が異なるためスタッフは変わるとのことで残念だ。今回はゆめぷらざで紹介してもらい向かった町について書こうと思う。

 

 

【安土編】
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ここは近江八幡駅

 

駅近く徒歩で楽しめる町という条件で安土を紹介してもらったが、隣の近江八幡駅で降りた。気になる店があったから。

 

このクチコミ


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https://s.tabelog.com/shiga/A2503/A250301/25006149/dtlrvwlst/B138303168/

 

 

うん、見てみたい。

このお肉屋さん「カネ吉山本」が近江八幡市近辺に4店舗あり、各店の口コミに〝みんなコロッケ何十個も買っていく〟と書かれている。これはガイドブックに載らない地元の名店というものでは…
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駅を降りる階段に看板があった

 


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「コロッケ以外に買うとしたら何がいいと思いますか?」と観光案内で聞いた。口コミにあるようにカネ吉は地元客が多いらしく、観光客に尋ねられることは珍しいようで案内スタッフは困惑の表情を見せた。が、「私はコンボが好きですが」とけんそん気味に教えてくれた。

 

 
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店の前

 

 

店内は精肉とフライの売り場が分かれていて、対面の冷ケースには未加熱のフライがずらりと並んでいた。揚げ物コーナーが白い

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運良く一瞬客が途切れて写真撮れた

 

 

コンボとはだしがよく染みたこんにゃくのフライだった。こんにゃく棒の略だろう。コロッケは甘くクリーミイ。本当にお客がひっきりなしに10個ずつくらい買っていたが、納得できる旨さだった
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フライでエネルギー充分に。安土へ出発

 

 

近江八幡から安土駅まで歩く。スマホのナビによると線路を挟み北と南側と、二つのルートがあり、どちらも50分くらいかかる
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あっ近江商人

 

 

観光案内にて、〝南側は辺りに人がいないだろうから何かあった時に大変〟との助言を頂いていたので北ルートを進む。こちらは48号線という広い道だった
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大きい建物が多くあった。これはJAビル前のイラストがかわいい看板。「きてか~な」はJA直売所の名であり、〝来てね〟を意味する方言だそうな。

 

 

しかし真夏のロードサイドは暑かった。日陰がない。15分ほど過ぎたところに現れたペットショップに入った
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冷房と犬見てだいぶ回復できた

 

 

動物を見ると休まるため、旅先にそのような施設があれば寄るようにしている。

気を改め再出発。しばらくすると道がせまくなってきた
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歩いたおかげで名物、飛び出し坊やを沢山見ることができた

 

 

ひとけがなくなってきた。あかこんバス(市民バス)の停留所を見ると運行は1日6本である。ここで何かあったら尋ねる人も交通機関もない。

不安を抱えながらスマホナビに従い進むと、いよいよ田んぼ道に連れて行かれた
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しかしこの空とキミドリの鮮やかさよ

 

 

景色がキラキラしていた。広大な中を一人で歩く。気持ちが良い

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水の中までキミドリ

 

 

その光景に暑さと時間を忘れた。おまけに趣味の石仏も多く見ることができた。写真うつり悪いが

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農道の中


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街道わき


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堀から突き出ている

 

 

立ち止まりながら進み、気付くと安土駅付近に着いていた。観光案内のような施設があったので入ってみる
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ぶどうが出てきた

 

 

びわこサイダーは買いました。

当時スタッフはおじさん一人。館内には農産物の販売や、山車など観光資源の展示がある。自分が旅行者と告げると、皿盛りのぶどうを〝食べて〟と下さった。親戚の家に来たみたいだ。施設は「楽市楽座館」といった
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写真撮る暇なく話し、これはちょっとのスキにカメラを向けた天井

 

 

ここは歴史的建築、かつての滋賀銀行を残すために地元の有志20名程で運営、土日に開館しており月に一度のペースでおじさんの管理日が回ってくるそうだ。もし通うことができたら、一月に20名の色んな話を聞くことができるってこと
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「お客様とのコミュニケーション:つながりを大切にしている」

 

 

たくさんの話の中で、町に石仏が多い件を伺うと、〝このへんは一家に一つ地蔵がいる〟とのことで興奮した
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近くに石屋があった

 

 

1時間くらいだろうか、過ごしていると今からここで日本語を教えるという先生がやってきた。自分がこの辺りの、特に水の清らかさに感動したことを話すと、近所の湧水の道を紹介してくれた。〝○○さんがいつも掘を綺麗にしていて、足つけると気持ちいいよ~〟

 

 

来た

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湧水はすぐ近くにあったが、○○さんの堀なのか?迷ったが目の前に鴨が泳いでる。ここはぜひ鴨と浸かりたい

 

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失礼します

 

実践。ちょっと藻がヌルとするけど冷たくていい。水遊びなんていつ振りかな。涼んで、また道を進むと今度は鯉がいた
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藻がない

 

 

○○さんの湧水はこちらだと確信した。しかし藻も経験だ。鴨と先生ありがとう。

近江八幡から安土までの間、主だった観光地には向かわなかったがとても楽しめた。遊園地とか
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えっこんなところに遊園地?


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こっちの遊園地か~(遊んだ)。

ふれあい広場(と奥に書かれている)もシブかった


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一見駐車場だが円の跡は土俵だろうか

 

 

楽市楽座館のパンフレットを見ると、「フットパス」という言葉が載っていて、〝古い街なみ歩きを楽しめる小みち〟を意味するそうだ。

それは、まさに今までの旅で自分が好んだ場所ではないか。そうか、フットパスというのか。これからは「趣味フットパス」をアピールしていこう
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開眼!フットパス

 

 

 

ちょうど間もなく安土駅が建て替えられると聞いた。新駅舎は八角形の壁や石垣など安土城天守閣をイメージしているとのことで、テーマパークみたいだ。新進気鋭な感じが、信長様も喜ぶだろうなと思い馳せる。下は今まで使われていた駅舎で、開業は大正3年

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最後に利用できてよかった。フットパス満喫である。

 

 

 

10月まとめ~再会そして新たな商人

10月の酒場を振り返る。

 

大平屋酒店の角打ちと立蕎麦ふじで品川デビューした。今後とても楽しめそうな予感
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写真に表れてないが恵比寿の角打ちはおしゃれだった
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八重瀬でヒラヤーチーを初めて食べた。沖縄天ぷら同様、小麦感強い
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とっちゃんの卵焼きをせっかく食べたのに味覚えてない(のみすぎで)
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凪マルの卵焼きはかまぼこ味
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いつも月1間隔のイチゴーに3回行ったが見直してみると揚げ物しか注文してない。若いな自分
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蒲田に立飲み新店が続々と。オリンピック需要か

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ノーキングdayかまもの(蒲田物語の店主がいない日)
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ふくしま館カウンターのお姉さんが自分に似た人を見て、本人かどうか確かめたかったそうで、「会いたかった」と言われて嬉しい
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銀座アンテナショップ酒まつりオープニングセレモニー

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以前とっとり・おかやま館で出会った近江の粕漬け商人の販売会がまた開かれた

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とっとりおかやま新橋館:https://m.facebook.com/

奥さんがかわいい

 

もちろん買いに行き、再会を果たした。その後同時開催されていた酒イベントで飲んでいると、業務終えた商人夫婦がやってきて、タイミングよく酒を酌み交わすことができた。あの近江商人と飲めるとは、感無量である

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あの時の記事:http://sinomiy.hatenablog.com/entry/2017/05/14/192635

 

それから後日のこと、通りがかった「全国ふるさと納税感謝祭」東近江市ブースにて今度は、酒商人にあった

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これは試食の近江牛

 

販売テクだろうが、「今日1番のきらめきだ」と言われて自分はたいそう浮かれた。さすが近江商人は人の心をつかむのが上手い

 

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面白い方だった。この酒商人にもきっとまた会える気がする

大桝屋酒店:http://oomasuya.com

 

 

昨年行った「笠間新栗まつり」で飲んだ栗焼酎を新橋の祭りにて 
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近頃都内では特産イベントが多く開かれる。

旅行へ行くだけでなく、迎えるという楽しみを知った。