かつて有楽町にあったアンテナショップ兼観光案内の「ゆめぷらざ滋賀」にて薦めてもらった安土へ行き、楽しかったことをショップ担当者に報告したら、醒ヶ井もまたお薦めと教えてもらった
安土の水路にたゆたう藻のような植物が綺麗だったと話したら、醒ヶ井の地蔵川も良いという。パンフレットを見せてもらったら水の中に花が咲いていて、「梅花藻」と呼ばれるそれが名物らしい。見たいぞ
来た
郷愁を誘う駅舎だった。梅花藻の見頃は5月中旬から8月末で、訪れたのは9月9日。花、残ってるといいな。
と、当ブログを書こうとして醒ヶ井情報を整理していたら、100点のブログを見つけてしまった
〝だりあのだいありー〟さんには自分が見た醒ヶ井が鮮明に記されていた。そうですこれが梅花藻です醒ヶ井です。オラそれ以上書くことねえだ…
と思ったが当ブログは備忘録。些細なことでも残しておくことにした。
■醒ヶ井について_φ(・_・
駅の掲示物に地元小学生が書いた町のおすすめマップがあり、多数の子どもたちが梅花藻をすすめていた
散策途中には梅花藻ソフトクリームを食べると良いらしい
駅を出ると「水の宿駅みゆき」があって、だりあさんは〝道の駅みたい〟と書いていた。その通りだ。蛇口が数箇所にあり、名水百選の湧水を汲むことができる
電車降りたら自販機よりも水汲みたい醒ヶ井
名水の町はごはんも美味しいだろうな
おふくろバイキングに入った。焼鯖そうめん、ビワマス寿司、万願寺、たくあん煮、ずいき、近江米…。一人旅で少しずつ名物を頂けるのは本当にありがたい。何度もお代わりした
大満足のバイキングのあとは、カラフルにきらめくトルコランプを見て夢のよう
併設のギャラリーにて
夢いっぱい腹いっぱい。予定外の時間を過ごしたため、足早に出かけた
逆光の写真などだりあさんにはない
マンホールの花は梅花藻でなく、サツキとイチョウ
マンホール撮るとき足入れる派
もう14時か…と見上げた街角の古い時計が合っている。サインポールと言い、旅先で見かけるけれど動いていないことが多いやつ
修理が難しいんだって
唐波風が異常にかっこいいと思い立ち止まったら、明治26年の醒井小学校の門だった
毎日くぐったら賢くなれそう
地蔵川の由来となった地蔵を本尊とする法善寺。お地蔵様は270㎝もの高さと説明書きがあり、是非見たいけれど扉が閉まっていた
自分は石仏が好きである
しかし運良く読経の時間になり、扉が開いた。奥に大きい地蔵石仏が安置されていて洞窟のよう
自分は鍾乳洞とかも好きである
ちらはお堂の外のお地蔵様。りりしい
駅で子どもたちが薦めていた梅花藻ソフトは沿道で売られていたが買わず、梅花藻くずもちを持ち帰った
おねーさんはバイキングでお腹いっぱいになり、食べることができませんでした
乳白色のつるりとしたくずもちを割った断面の藻らしさよ
藻の味はお茶あんみたいなの
時おり川に足を浸け、キャッキャしているグループを見かけた。自分もやりたいが一人なので気が引ける
と思っていたところに了徳寺さんのお言葉が
二度とない今
後押しを受けて川に浸かった。この地蔵川には、ヤマトタケルノミコトの毒を直したと伝わる清水が流れている。ありがたい
神話に触れた
梅花藻はというと、時期的に咲いているかどうか心配していたが、僅かに咲き残っているものを見ることができた。二度とない人生、今期に見ることができて良かった。
前記事の安土の楽市楽座館で会った先生が、東京に住む娘がお盆の帰省のおり、田んぼのキラキラした風景を見て、“夏だー!”と叫んだと言っていた。同感である。
夏といえば海だ山だと連想しがちだったが、今年、自分の夏は田んぼと藻だった。
今まで素敵な情報を提供してくれたゆめぷらざさん、ありがとうございました