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二本松 菊人形とあれこれ〈下〉

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二本松の菊人形を見た帰り道のことを書きます。だいたい食べ物。


城下に連なる飲食店に三角油揚をみつけた。故郷宮城県と似たやつ、ぜったい美味しい。300円。

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250円のお店もあって、違いを観察したところ四角い揚げを切ってある。まあ両方美味しいよね。


帰りも30分くらい歩く。途中にご当地パン・クリームボックスを扱う地元パン屋があるが、この日は営業していなかった。

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以前訪れた時の写真。この可愛いフォント何ていうの。

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ちなみになぜか東京蒲田にある全国チェーンのパン屋で売られていたりする。


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こんなスーパーの看板見たことない。
コロッケが土井善晴先生の塩むすびくらい無造作な形(https://youtu.be/cMKJcOSpc44)。





二本松市街は和菓子屋が多く、目移り止まない食いしん坊。

町の交差点で信号を待っていたら、向かいの薄暗い店に「無料」という文字が見えて思わず近寄った。

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食いしん坊なうえに目ざとくてすみません


和太鼓屋さんのようだがなぜぬいぐるみ…と、辺りを見回していると、奥から店の方が出て来られた。無料に釣られた自分はもじもじしていたら、そのおばちゃんが話しかけてくれた。

ぬいぐるみは太鼓以外の色々を売っていた時の在庫処分だと。さらに話は続く。

何でも売っていたし不動産もやってるしパーマ屋もやってる、何でもやってると。

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確かに今写真を見返したら看板、グループ会社だしパーマ屋だし靴販売だし!



おばちゃんは太鼓職人でいながら、40才の時に通信教育でパーマ屋になったと言うのだ。たしか今75と聞いた気がする。太鼓屋の建物上の部屋を貸していた前パーマ屋が廃業・家賃置いていかずパーマ道具置いていったから、継ぐことにしたんだって。

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「ずっと半額でやってるよ」



店の前を行き交う人々が皆挨拶していく。〝名物おばちゃん〟と、ご本人が言っていた。
靴屋は車を運転していた若い頃に東京へ買い付けに行き、福島で売り歩いたそうだ。そんなおばちゃんに数々の職業を経た今、やりたいことはありますか?ときいたところ、「金儲け!」と仰られた。元気。そして「何がいいと思う?(儲け方)」と返されたが、各地で酒場探してぶらぶらしているような自分に答えられるはずがない。 


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この晩は福島駅周辺を散策した


おばちゃんはお話上手だから居酒屋さんとかどうですか、と答えてみた。我ながらソレしか頭になく恥ずかしい。すると「占いで水を扱う仕事はだめと言われたから」と断られた。あと、商売やるにも「町が腐ってるからだめだー」って他の地方でも同じような話聞いたな。

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在庫処分の雨具をタダでくれたので自分のお菓子と交換した。


いや腐ってないしおばちゃん凄いよ、二本松市のHPに載っていた。
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http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/mingei-03.html



二本松提灯祭りは日本三大提灯祭りの一つである。おばちゃんも二本松も、奥が深い。
二本松と言えば酒造会社が多い。また帰省の際やそうでない時でも訪れたいと思う。
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