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すみだガラス市

すみだガラス市の買い物後に、6枚集めて景品と引換えとなる券の端数を、ゆずりゆずられ合った話。

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すみだガラス市とは、墨田区で開かれている唯一の市であり、ガラス器だけの市は日本で唯一です。http://www.tobu-glass.or.jp/menu33.htm

 

 

券は500円買い物するごとに1枚もらえる。自分は当時4枚を手にし、枚数たらず帰ろうとしていたら、同じく余らせている女性から4枚ゆずり受けた。

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会場は錦糸町駅から徒歩5分、大横川という川のほとりのちょっとした公園。近くにはもっと広い錦糸公園や、両国国技館等がある。私的には駅前のロッテホテルの〝コアラのマーチ朝食ビュッフェ〟が当地名物だと思っている。写真は会場へ向かう途中の津軽稲荷神社。亀が近い。

 

 

ガラス市の景品交換所前、この譲渡の光景はよく見られ、かつて自分もゆずったことがある。それで今回は有り難くいただくことにした。景品1つゲット。

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市は、食器好きなお母さん、酒器を見ているお父さん、おしゃれ雑貨を探すお姉さん、切子などの体験を楽しむ家族等で賑わう。自分は工芸品好きとして見に行っている。

 

 

券、2枚になった。市は終わりの時刻で人まばら。もう端数のことは気にせず帰ろうと思ったところに券5枚持ったおばちゃんがやって来て、くれると言う。

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東京の公園イベントといえば代々木、日比谷などの飲食フェス、市といえば世田谷ボロ市が有名だろうか。ガラス市の認知度どれくらいだろう。全部キラキラして綺麗で可愛いから女は行くべきだ。

 

 

いやいやいや!私こそゆずります! と遠慮したものの、いーのいーの!という押しを受け入れた。景品2つ目ゲット。

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昨年は嵐に遭い大変だった。強風でガラス割れるし、飛ばされそうなテントを支えながら、体を張って運営していた。苦難もある25年続く市。

 

 

最後に券1枚を手にしていたら、同じく1枚持った方と目が合った。誰かにゆずっていくと言うので、自分の残りも託した。その後また誰かに渡ったのだろうか。

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ガラスは東京の地場産業。市には若いガラス作家が多数参加しているものの、工場従事者は高齢化しているらしい。ある工業ガラス企業のブースで、店のお母さん(78才)オススメのアクセサリーを買った。お母さんは〝アクセサリーはもう作らず、売り切ったらおしまい。私の若い頃はこういうのなかった。ぜひ身に付けて青春を謳歌して〟と言って、チョコをくれた。

 

 

すみだ、ガラスと人情の市であった。

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景品の醤油差し、液ダレしません。

 

 

有松 福よせ雛

節句。愛知県辺りでは福よせ雛という催しがあり、全16会場の中に好きな町・有松が入っている。是非とも行かねば。

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福よせ雛とは…「雛人形のリサイクルプロジェクト。名古屋市近郊の主婦9名有志でプロジェクトを立ち上げました。雛人形たちは、みんなに笑顔と福を呼ぶ「福よせ雛」生まれ変わって人や施設や地域をつなぐキューピッド役として各会場で新たな生活を送っています」http://www.shakaibunka.jp


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18きっぷ道中は豊橋でピレーネを買うのが決まり


鈍行列車で東京から向かい、昼に有松到着。はやる気持ちを抑えてまず駅直結のイオンで休憩。

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個室にあった謎の貼り紙


御手洗いを済ませると、謎のアトラクションもあったので試してみた。

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タイカ~ン!

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コースを選ぶ。「アクアライド」にしてみた。1搭乗400円

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平日の昼間、他に客なし



3分45秒の水中コースター、タイカン終了。酔った。愛知県に降り立って早々に珍スポットの洗礼いただいた。

受付女性にこの謎の施設について尋ねると、韓国からきた4D立体映像体験で、日本にここだけ。そういうものに疎い自分は、こういうのは最近のゲームセンターなどにあるものなんでしょうか?とふわふわな質問をしたら、長久手マックスバリューのブイアールのほうが映像きれいかも、とのことだった。

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日本にただ一つ、イオンに潜む
http://www.gprider.net



長旅の小休憩のつもりが予想外にまた消耗した。しかしこれも一種の充実だ。4D酔い解けぬまま有松を歩き始めた。

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パンだ!



またも障害物が。有松の道はなかなか進めない。

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ねこだ!



有松は伝統工芸有松鳴海絞りの産地で、絞り染めが好きな自分は3度目の来訪だ。今回の「福よせ雛」は、町家、土蔵、絞り店が連なる東海道800mの間に、雛人形が飾ってあるらしい(当イベントは初参加)

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駅近で絞り+人形+パン+ねこ、のある散歩=最高でしょう


少々寄り道したが間もなく福よせ雛に会えた。かわいい。本当に雛人形がキューピッドに見える。

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買ったパンは絞会館で食べた。こちらでは血圧が計れる。

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多目的ルーム



自分が有松を訪れる大きな理由の一つが、この会館での買い物だ。いつも時間を要することになり、その後の予定が済まなくなる。


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資料室に上がったことない。いつも寄れなくてごめんね、しぼりちゃん(勝手に呼んでいる名前)


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ふだんは渋い売場も華やか



有松観光案内にて山車会館や桶狭間を紹介いただいていたがまた、時間切れで断念した。案内のお姉さんが作った福よせ雛の話を聞いていたので、最後に見に行くことに。

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読みごたえあるパンフレット




お姉さんの雛人形は古い漫画を模しているそうで、わかるかな?と不安そうに言っていたがそれはセーラームーンだった。かなりの同世代だ。

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知ってる、前身のスケート漫画くらいから知ってる



そうしてミッションをクリアした心地で有松を後にした。

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3月まとめ~一人かな

3月の酒場を振り返る。


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壱番館、お腹すいてないの?旬だから・とすすめられたスナップエンドウがよけい美味しい。550円。(先日お騒がせした挨拶へ)



勘蔵であわびもらった!
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ドラム缶のししゃも¥150も良し
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武蔵屋の塩豆¥90も
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ここ目的と間違えて入った。上品な店だった
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滋賀 能登川。お麩に目覚めた
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京都 錦市場。兎に角みんなで盛上る
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静岡 濃い焼酎+添えものが豪華なはんぺんフライ=800円
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勘蔵でよく卵をいただいた週
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双葉食堂、酒 ポテサラ 玉子焼で610円。量多い
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連れていってもらったバー、おどり子がいた
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大森源さん、店主がまじめ
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名前が酒蔵信州に変わるそうで、ラスト「おさけ村」
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蒲田物語のレシートをよく見たら、ぼっちと書かれていた
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※お酒の名前



一人だけど一人にならない。各地で乾杯してもらえてありがたいです(^_^)/□☆▼\(^_^)

ルコックの電車柄スニーカー

旅の供

何年か前のルコック

電車と路線図柄。

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今週のお題「お気に入りのスニーカー」

岩槻 まちかど雛めぐり

木目込人形が好きだ。まず名前がかっこいい。“キメコミ!”ってキマッてる。それから雛人形でいうと江戸でも京風でもない民芸の顔つきが良い。

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木目込人形とは=桐塑または木で作られた人形に、衣服の皺や模様の形に本体に筋彫りを入れ、筋彫りに目打ちなどで布の端を押し込んで衣装を着ているように仕立てた人形~Wikipedia



木目込人形のメッカ、岩槻の雛祭りに行ってきた。


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関連イベントの多様さ



“日本一名高い人形の産地” 町をあげての雛祭りだ。色々関連してくる。雛めぐり将棋大会、雛めぐり論語教室…。自分が行った日はストラップ製作体験が行われていたので参加させてもらった。あと甘酒振る舞いイベントも。

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きれ(布)の組合せを「我々(プロ)は絶対選ばないけど意外といいね!」と誉めてもらえた



「まちかど雛めぐり」は岩槻駅を起点とし、歩いて廻るようになっている。寺社・商店・お食事処等あわせて70以上も参加しており、昼に到着し、のんびりと甘酒をすするような自分にはとても廻りきれない。

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2月の寒い日にて温まりました



参加店の大半は個人商店のようで、各自所有する雛人形を飾る。パンフレットの参加店・展示内容一覧に「我が家のおひなさま」「愛娘のおひなさま」等の記載がある。

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参加ナンバー53 日勝屋竹内酒店/展示内容「姉の御殿雛・水引結納品」


お食事処へ人形見るために、食事しなくても入っていい。多少躊躇するが、スタンプラリーがあるのだ。思いきって扉開ける。サラダ館でも、カウンターでお客と店員が贈答品の手続きする脇で、スタンプ押す。


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参加ナンバー36 サラダ館岩槻本町店/展示内容「昭和初期のおひなさま」/備考「温かいお茶とアメを用意しています」



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参加ナンバー54 服地・婦人服カシワヤ/同上/備考「トイレお貸しします」



酒蔵にも展示してあった。期間中資料見づらいけど素敵。(鈴木酒造)

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かつうらビッグ系ひな段もあった。(愛宕神社)

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犬を連れながら雛めぐりパンフレットを配るおじいさんが印象的だった



ここまで見た限り、冒頭で触れた木目込人形は“我が家” 系の展示には少ないようだ。岩槻の木目込人形が国指定伝統的工芸品だからと言って、地元の家庭が皆持っているわけではないらしい。(そりゃそうか)

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人形のまちもいろいろさ~



しかし偶然入った細野人形店で、木目込に触れることができた。何気なくいたら、「そのカバンいいね」と細野さんが声をかけてくれて会話が始まった。

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そうなんです私のカバン、有松絞りなんです。工芸品は工芸品を呼ぶ (写真・愛知県有松絞会館)



木目込人形の製作から昔の岩槻の町についてなど、お茶を頂きながら伺った。大まかな人形の作り方は知っていたが、“昔はこの辺の家々の屋根に人形を干して…” 等は人形の町ならでは。後で想い馳せながら歩いた。

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ちなみにお茶と共に頂いた煎餅は深谷ネギ使用だが、岩槻もネギが特産で“ネギ祭り” が開かれている。食材図鑑によると、古典落語の「たらちね」に出てくるそうだ。
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あと、店にきれを買いに来たおばちゃんにも飴を頂いた。人形教室の生徒さんだろうか、細野さんが「わからなくなったらベージュを使う」とアドバイスしていた。なんか裏話ぽくていい。



それからもう一人のおじさんとも接したのだが、挨拶されながらぼんやりとしていた自分に、「この方は議員さんだよ」と告げられた。

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地元の祭りに訪れていた議員さん


紹介して頂いたが議員さんとの話方がわからない。
お世話になってます?応援してます?いい天気ですね?
ピタリと来るものがなく、エヘヘと笑って過ごした。政治の無知を痛感する。

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岩槻駅へ地下鉄をつなごう!」議員さんから聞いた言葉が駅前に掲げられていた


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議員さんのおかげで町が成っているんだなぁ



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http://www.saitama-dentousangyou.com/23/index.html
参加ナンバー4 細野人形店/展示内容「人形学院生徒作品展」/備考「木目込製作体験可」



このような調子でいたら、半日で70もの会場を廻れるはずがなかった。スタンプのある5店と他の数か所を見学して時間切れに。

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無念!入れなかった人形ビル

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ラリー景品のクリアファイル



岩槻の雛めぐりは、近くに住んでいれば少しずつ通い、じっくり楽むことができる。ふだん足を踏み入れない商店でも入ってみると、人形店では専門的な話、他分野の店ではそれにまつわる家族の話などが伺える。今回は特に町の人とのふれあいを多く感じた。

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カシワヤで手芸用品のすき間に釧路湿原ノロッコ号のカードを見つけて店主と話したり




来年は時間に余裕を持ちたい。しかし雛めぐりシーズンでなくともふらりと来ればきっと、人々は暖かく迎えてくれるだろう。平時でも訪れたい町だ。

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岩槻の皆さん、またふらふらしてる女が来たら、よろしくお願いします。