3月も酒を飲み、また恒例のひな祭りに行った
※前編はこちら 3月〜須賀川と角田のひな祭りとねこ(前) - きっぷ2000円 酒300円
これは人形町の立ち飲み、おか吉水産のムール貝のグラタン。数えたところ貝14粒入ってた
これは実家。帰省したら夕飯にムール貝が出てきた
前編の須賀川ひな祭りへ行った後は宮城の実家に泊まり、翌日は角田のひな祭りに行った
「阿武急の日フリー乗車券」を利用した
角田のひなまつりでは毎年楽しみにしている商店の飾りがあるのだが、なんと今年は参加店一覧に店名が載っていない。どうしたのだろうか。不安を抱きながらも向かったのだった
角田駅の飾り
本物の椿は咲いていないもよう※
今年こそ食べるつもりでいた駅のラーメン店は既に閉まっていた。他に気になっていた仙南シンケンファクトリーもランチタイム終わり、一日一組限定の古民家宿が会場という貴重な雛飾り展示も間に合わなかった。これでもし、あの店も開いていなかったら何のために来たのかわからないぞ…
肉の郷屋の惣菜も買えなかった
来た。
ここが当ブログにおいて、いちごの吊るし飾りで著名なタカテルスポーツだ。店は開いているが、イベント参加店らしい飾り付けはされていないもよう
横たわるディスプレイ
店内に入るといつもの奥さんとご家族がおり、幸いにお話して頂くことができた。聞けば、昨年から体調を崩して制作ができなかったそうだ。この日もまだ本調子ではない様子
かつてのタカテルスポーツ
しかし今年、町のイベントとしてのひな祭りには参加していないけれど、奥さんは知人からの依頼で飾りを作っていると言い、見せてくれた。白光堂電気※もそうだったけれど、スポーツ用品店なのに凄い
相変わらず色のセンスが良い。向かいに座るのは娘さん
ご家族やペットの興味深い話を聞かせてもらい、タカテルスポーツを後にした。今年も角田のひな祭りを訪ねて良かったと思えた
駅までの道。斗蔵山まで何メートルなんだろう
この日は阿武急フリーきっぷを活用したく相談したところ、先の娘さんが「保原」をすすめてくれたので向かおうとした。良い公園があるらしいのだ
“ようこそ丸森へ”
だが丸森駅で降りることとなった。また時間の都合である。改札を出ると目の前でちょうど、レンタサイクルの手続きをしている人がいたので、便乗して自分も借りることにした。丸森の前知識はなかった
駅の案内にある「百々石公園」にでも行ってみようか。1.5キロなら大丈夫だろう
自分は石が好きだ
山に囲まれた大きな川を渡る。とても遠くに来た気分
途中、道を間違えて舟下り乗船場という所に着いた
ちなみに駅の案内だとここまで徒歩10分と書いてあったけれど、スマホのナビでは18分。昔の人は歩くのが早かったんだね
舟は乗らないけれど売店を見てみようと、ドアを入るとすぐに変な仮面が置いてあった
仮面はねこのものだった。変な神社もあった
親切な係の人が教えてくれたことには、昔この町で盛んだった養蚕のためのネズミ退治として、ネコが多く飼われていたらしい。そして亡くなると供養の石碑が建てられ、いまも町中に残り、猫神様と呼ばれているらしい
毎年2月22日辺りに猫神祭が開かれ、全国からねこ好きがやって来るらしい
道を間違えたおかげで面白いことが知れた
雛人形の展示もあった
無料のおみくじでポストカードがもらえた
乗船場で道を教わり、再出発
これが齋理屋敷か〜(少し遠回りして見に行った)
付近の何気ない土産物屋におみくじがあり、おみくじが好きな町だなと思った
いよいよ百々石公園に向かうが、公園は想定外の坂の上にあった。というか公園という名の山であった
庭石が配された花の綺麗な公園かしら〜ポップな看板にイメージを膨らませた序盤
近づいてきた。消えかかっているけれど300m先?
坂になってきた。電動自転車を借りて本当によかった
レンタサイクル受付の人におすすめはどれですかと聞いたら知らないって言うから初めは普通のにしたんだけど前客がラクラクってやつを選んだから自分も真似して変更して本当に良かったしそれにしても電動自転車って凄いな
景色
「歓迎 百々石公園」の看板が現れたものの、喜ばしいことはなく、道はさらに険しくなった
ジャリジャリ…
日も暮れてきたしあと50メートル(第二広場展望台)でやめておこう。第一はどこにあったのだろう
50メートル歩いた場所にまた50メートル先展望台の看板があって困惑したが、今日はここまでとした
石が見れたからOK
渡ってきた橋を眼下に臨んだ
丸森町観光案内サイトより:百々石公園(どどいしこうえん)は、丸森橋のすぐ南側に位置する、自然公園です。町内中心部や舘矢間地区を始め、遠くは蔵王連峰までも眺めることができます。https://marumori.jp/spot/dodoishi-koen/
ところで百々石公園で猫神様を拝むことができた
なんだかんだで丸森も堪能できて、ありがとうございます
山(公園)を降りて駅に向かったが時間の合う電車がなくうろうろ時間をつぶし、出発時に気になった店へ入ってみることにした
うろうろして見付けた、阿武隈急行線をくぐるスポット
デイリーヤマザキみたい?だけど佐々木ストアーの看板もあり、地元に根ざしたものがあるかもしれない
佐々木ストアーにはヤマザキ加盟店らしい定番商品の他、地元野菜などが売られていたが、ねこが構えていた
ちょうどドリンクケースの上に乗るねこ
今まで須賀川から丸森までの道中、本物のねこを見たのが初めてだったから嬉しかった
たしか名前は“さんちゃん”と言い、さんちゃんは出産を控えており、ホットドリンクのケースでお腹を温めているのだそうだ
さんちゃんからコーヒーを買うことにした。元気な子を産んでください
駅に戻ると何も知らない係の人から“自転車どうでした?”と聞かれ、心底良かったですと答えた。駅をよく見れば猫神様のポスターが貼られていた
実家の雛人形と晩ご飯
3月の18きっぷでは宮城の実家に帰省し、須賀川と角田のひな祭りへ行った。帰りの電車に乗る前に、我が父より芋の惣菜を渡され、仕方なく車内で食べたが、これはタカテルスポーツの亡くなったおばあちゃんが好きだったという、「ショッピングモールエアリ」で買ったものだった
なお、おばあちゃんが好きだったのはビュッフェレストラン。ちなみに亡くなる前に、大金よりマックのポテトが食べたいと言っていたそうだ
宇都宮が近付く頃のこと、今年の氏家ひな祭りイベントは期間を終えていたが、駅前の酒場へ寄るために降りた。しかし店は休みだった
恵比寿屋酒店/氏家
恵比寿屋酒店のかわりに寄った、立呑処なごみ/大宮
次の電車が来るまで町を散歩していたら、寺の境内でねこの交尾を見た。今回の旅が仕上がったなと思った
来年のひな祭りも楽しみにしている