食にまみれた旅の続きです。
これまでの話
時刻は9:59、沼津しずてつストア前
開店を地元の皆さんと待っているところ
しずてつストアは沼津市のスーパーだけど富士市の名物、甘いがんもが売られているので寄った
大学芋みたいな甘いがんも。初めて食べた時は違和感しかなかったけれど、また食べたくなった
がんもを手に取り店内を歩いたら、他にも気になる商品が多数ある
クリスピークリームドーナツと見まがうクリームピーナツ豆乳ドーナツ。ツナマヨドーナツというおかず系もある
パイロールケーキも気になる。まるごとパイが取り込まれているケーキ
どれも食べたいけれど、早朝にサンドイッチ3袋食べて腹一杯だからどうしよう
何だかいなり寿司の種類が多い気がする。春巻きのような絹衣いなり…極旨いなり…
梅いなり…ふっくらいなり…
五目…ゆず…抹茶いなり…。いなり寿司なら持ち歩きが利くだろう。抹茶にした
しずてつストアは開店から半額がいっぱいだった。できたら通いたい
沼津では駅ビルも見た
占い屋さん
弁当とおでんの天神屋さん
いなりの種類は、五目と商売繁盛稲荷。ちなみにニラ玉にはなるとが入っている
ニラ玉と言えば名古屋のあんかけスパゲティの店(チャオ)の新メニューがにら玉。麺とどう絡むのだろう
甘いがんもと抹茶いなりを得て、沼津の次は静岡駅の2つ先、用宗に趣味のおでんを買いに行った
サンドイッチ3袋でお腹は空かないものの、趣味だから
神尾きんつばという店はおでんも扱っていて、一つ60円のおでんを4つパックに取ると店のママが甘い味噌と出汁粉をかけ、持ち帰り用の新聞紙で包んでくれる
いつもは店内で食べていて、きんつばも美味しいよ
今回はもう1軒、前から気になっていたおでん屋へ行ってみた
おでんの文字が隠れているが「富士宮焼きそば・静岡おでん・持舟窯」という看板を掲げる店
だがおでんは海水浴シーズンしかやっていないらしい。今時期は陶芸のギャラリー喫茶として営業していた
道路を挟んだ向かいが海
店主が作品の説明をしてくれた。しかし始まったばかりの旅で陶器は買えず、日を改めて伺いたいと思う
喫茶店と言えば駅近くの喫茶あひるのかき氷が、沖縄風ぜんざいで気になった
カボチャプリンの挿し絵は風神
喫茶あひる近くの通りには、タクシー、おもちゃ屋、肉屋が演芸場の色使いで並んでいた
肉屋が三笑亭。コロッケを買おうとしたら売り切れ
海が清々しい用宗の町は、近ごろ新しい店もできてリゾートらしさを増していた
用宗では何も食べなかったが、このあと金谷の魚屋で買ったシラスが用宗産だった
お腹は空かないけれどシラスは夜まで待てない。掛川の広場で食べた
掛川もおでん屋のために降りたけれど、閉店時間ぎりぎりだったのでやめて手持ちのシラスを食べた。そして駅の店をぶらぶらしたら持舟窯の作品を見つけた
もう再会するとは
ごめん他の作品を買いました。軽いやつ
おでんはいつも静岡を横断する時に食べ歩いていて、今回島田のおでん屋も行ったけれど休みだった
これは前に行った時の、島田の神社おでん
今回はおでん運が悪い。というのも、テイクアウトした用宗のおでんも美味しく食べれなかったのだ。散々持ち歩いて、不味い感じにしてしまった
この晩の宿にて。いつもは美味しい魚粉が変なことに。静岡おでんは早めに食うべし
話は戻って金谷で買った用宗産のシラスを掛川で食べたあとは愛知県へ入り、安城の気になる居酒屋へ行った
味ひとすじの安八さん。以前安城の祭り会場で食べたどて煮が美味しく、いつか飲みに行きたいと思っていた
これがとても良いお店だった。どて煮はもちろん、串かつはしっかり肉肉しくポテサラ添えが嬉しい
本日のワンコイン、中生+めばる刺身が500円。自分と誕生日が一日違いの常連客に会い、今度一緒にパーティーしようと話した
安城がより好きになった
今回手に入れた安城グッズ、人面土器テープ他
その後名古屋駅近くでも1杯飲み
宿に帰ったら手持ちのおでんを食べなければならないが、せっかくの名古屋だから
沼津で買った甘いがんもといなりは翌朝に食べた
温めたらうまいから
一日目、腹を抑えながら就寝。
二日目は石庭を見るために京都の松尾大社へ行ったら、酒にまつわる神社だった
重森三玲氏の集大成といわれているお庭
境内には酒の資料館があって、松尾の神が酒奉行である由来は、社殿を建てた秦氏が美味しい酒作りの技術を持っていたかららしい
京都に無数にある名園の中で自分がここを選んだのも、きっと松尾の神に導かれたのでしょう
観光の後は錦市場の魚屋で飲んだ
ホームの蕎麦屋が何気に京都はコロッケ押しのようだ
名古屋は完全な立ち飲み屋
ホッピーもある
道中で見たいい感じのシャッター
京都から戻った後は、大曽根の角打ち2軒へ行き
大瓶350円
半額の駅弁を買って宿に帰った
2日目の夜も満腹となった
京都で残してきた酒と
翌朝は東京に戻りながらNAGOYA小倉トーストラスクと、高島屋の鬼まんじゅうを食べた
また安城や浜松に寄り
石使いがかっこいい安祥城址公園。「懐かしの車、写生大会&写真撮影会」が開かれていた
浜松のドラム缶では美味しい生しらすを食べた。用宗産だろうか
浜松銘菓、大地のパイの電話番号はニホンイチオイシイパイ
日が暮れて旅も終盤。お土産のビールを買うため清水で降りることに
途中下車の旅の最後のつもりだった
2階フロアが映画館になっている柏屋酒店さんで、珍しい「映画館ビール」というものを買った
商店街で自分用の揚げ物も。これで食べ納め、東京行きの電車に乗った
それにしてもこの3日間、奔放に食べ歩いたり町の人たちに優しくしてもらい、なんと幸せだっただろう
と、色々かみしめながら電車に揺られていたら腹が痛くなってしまった。手洗いに行きたい
熱海の乗り換え時では収拾がつかないと判断し、また沼津で降りた
事なきを得た
しかし今回は無事に済んだが、終電も早まったことだし、少し間違えたら帰れなくなるところだった
島田神社おでんのキャラクターたち
色々な用心のしきれないことが起こる昨今、自分の旅やブログのスタイルも見直す時が来たようだ
昨今の事件より
食べてばかりいられないしな
新しい遊びを考えねば
ちなみに今月の名言カレンダーのお言葉は安城に縁ある新美南吉さん
(名言カレンダーについて:大阪の酒場と滋賀 - きっぷ2000円 酒300円)
どうなるかこれからわからないけれど、この青空はまた見たいと思う