きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

名古屋静岡おでん旅2日目、おでん編

 

旅の2日目、時間があったのでもう一度安城七夕まつりへ行った。おでん旅と銘打っているが、おでんはここまで一軒しか食べていない

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昨日はどて煮とか食べた

 

これまでの話

名古屋静岡おでん旅1日目、しみったれ序章 - きっぷ2000円 酒300円

名古屋静岡おでん旅2日目、坂の上の彼はいない - きっぷ2000円 酒300円

 

安城七夕は今日からが本番で、駅前ではコンサートが開かれ、大通りでは踊りのパレードなどが行われていた

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参加店も増えていた

 

昨日から気になっていたお化け屋敷へ入った。スタッフに、〝オネーサンお化け屋敷入るカンジじゃないね〟と言われたが、感じ(風貌)ではなく一人客がめずらしいのだ。大丈夫、わかってる

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怖さが選べるようになっていて、「ハード」にした

 

入口から中のスタッフへ、〝ハード1名入りまーす〟と告げられると一瞬緊張したけれど、〝お化けに触らないでください お化けも触ってこないので〟との説明に覚めてしまった

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これはねがいごとの精

 

脅かせてくれたお化けにうまいリアクションがとれず〝あぁ…ドウモ〟と返したら、『お化けにドウモはねーだろ!』と叱られた

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昨日準備中だった地酒会も見ることができた。愛知県はこれから地酒の販売促進に力を入れていくそうだ。

 

さてここまで、おでんは未だ一軒しか食べていなかったのだが

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180円

昨日、静岡のまるしまにて

 

安城七夕でおでんを見つけた。アルバイトスタッフへそのピンク串は何かと尋ねると、〝生姜か食紅?〟と不明だったけれど買ってみた

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80円

味は関東炊きらしい。串に刺さるところは静岡風だ

 

食べると生姜の味はせず、食紅で色付けられた練り物の中にはウズラが入っていた
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おでんも食べることができ、2日間に渡って十分楽しんだ安城七夕まつりであった。

 

安城の次は豊川の「丸八酒店」へ行った

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500円

再会の約束を果たした

 

豊川から掛川へ移動。この旅3軒目のおでんとなる「すいのや」は今までにも訪れたことがある、缶ビールも飲める駄菓子屋系おでん屋だ

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200円

上からやさい半、とり皮、なると。お茶はサービス

 

静岡と比べて掛川おでんは鶏出汁、青海苔をかけないことが特徴らしい。

 

当日は掛川納涼まつりが行われていて、ふだんよりおでんや駄菓子を求める子供が多く見られた。すいのやは店先に金魚すくいを出していて、見上げれば掛川城。シチュエーションは最高…だが自分には時間がないので、次のおでん屋へ急いだ。

 

静岡おでん

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静岡の居酒屋は何度か訪れているが、おでん街は初めてだった

 

提灯が連なる横丁。しかしそれは自分が知る大井町とかの大衆酒場とは風格が異なり、店を覗けば狭いカウンター越しにママがいる。

 

これはスナックだ。

たじろぎつつ各店の張り紙を観察したところ、価格はどの店もあまり違いないように見えた。それで、〝おいでー〟と呼ばれた店へ入ることにした。

 

おでん旅 4軒目「みよしの」

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1000円

しのだ巻とこんにゃくとウーロン茶。店内に価格表示が見付からず恐れ、控えめに注文

 

今までに行っていた静岡おでんは駄菓子屋系だったため、そのスナック価格に驚いた。いやスナックも菓子!だがなぜ!など困惑。けれど味は何やら食べたことがない濃厚な出汁で、さらに旨い味噌がかけられていた。ここはいい経験を買ったのだと納得した。

 

5軒目「おばちゃん」
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910円

しのだ巻、牛スジ、フワ、最後の店だからとビールを注文したら、小さい瓶だった

 

もう腹一杯だけれどおでん街であと一軒。“生もあるよ”と言われたけれど瓶ビールにし、届いた瓶の大きさは中ジョッキと同じくらいに見えた。おでんはおすすめメニューから3つを選び、肉を多目に注文したらもつ焼き屋の気分になった。静岡おでんは牛スジと豚モツが入ることが特徴らしい。

 

おばちゃんのしのだ巻は半分サイズで108円。となると、みよしののしのだ巻は200〜円?

ちなみに前日の親子が〝餅?ちくわぶ?〟と言っていたのはこれかもしれない。

 

元来自分はしみったれているので、今回はもう少し覚悟と旺盛な食欲を身に付けなければと思った

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178円

惣菜屋の生麩煮、家のお土産

 

しかしおでん旅の結果、全部おいしいことがわかった。ご当地おでんは面白く、今では会話ツールとしてのおでんも手に入れた。

ーーあなたの町は、どんなおでんですか?