焼津を歩いていたら、3軒のローカルスーパーにあった。
1軒目は「スーパー田子重」。女の子みたいなマークにぽっかりとした木が、絵本のようなたたずまい
訪れた小川店のそばには静岡県の名酒「磯自慢」の蔵がある
調べてみると〝たごじゅう〟は12店を展開、静岡県中部ではテレビCMが流れるメジャースーパーだ。自分は全く知らないので〝たこしげ〟と読んだ
これは焼津駅前の「CKタコたかちゃん」
田子重のサイトではストイックなスーパー論が綴られていた。お店をやっていたら様々な商品を取り扱いたくなりそうだが、食品スーパーであることを厳格に貫いている
経営理念第五条より
方や、お客とのふれあいイベントが多く開かれているようだ。工場見学や野球教室の様子が掲載されていた
餅つきがだいすき
田子重は華美でなく地域の生活に寄り添う、愛着が湧くようなスーパーだ。
「KOマート」も気になった。我が住まいの近くにある「OKストア」とロゴが似ていたからだ
〝ケーオーマート〟焼津駅北店
KOマートは商品のラインナップに強いこだわりを感じた。一見ふつうの町のスーパーだけれど所々に自社製造だったり、国内の名品や、海外のお洒落なパッケージのものが置かれている
地元焼津の「戸塚豆腐」は、伊勢神宮の奉納品ともなった由緒ある豆腐屋だ。自分は小さいがんもにこだわりを持っているがこれは美味しかった
KOマートのサイトでは店のいちおし商品が細かく紹介されている
「自家製大粒カキフライ」は本当にゆで玉子くらい大きかった。訪れた日は掛川アンデルセンのパンも売られていた(アンデルセンのこと:掛川 くず布とアンデルセン - きっぷ2000円 酒300円
)
焼津駅北店は町のスーパーの顔をしていたが、現12店の中にはもっと高級色を打ち出した店舗もある。巡ってみたくなった。
株式会社 京王商事KOマート~FRESH QUALITY STORE~
3軒目「富士屋」は、焼津さかなセンターの奥に見つけた
静岡で見る〝富士〟の文字は臨場感
富士屋サイトを見ると、水産事業を展開するグループ会社の一員とのことで鮮魚に定評があるようだ。すぐ近くに市場(さかなセンター)があるし、辺りの客の目は確かだろう
これは焼津の街角風景
富士屋店内には入らなかったが、現8店の一つが、静岡のひいきにしている居酒屋の近くにあるスーパーだった。遊具のある光景を覚えている。
鮮魚を買いたいと思ったら、市場のない町でも富士屋があれば安心だ。
ちなみに、スーパーに設置される遊具のことを「プレイロット」と呼ぶそうだ。今回スーパーのサイトを見ていたら何気なく知ることができた
これはさかなセンターのマッサージコーナー
雑学を得たり地域を知ることができるローカルスーパーは観光資源である。今回3軒を覚え、また焼津を訪れる時の楽しみが増えた
商店街の肉屋も行った。