きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

鹿沼 もつ屋と街並みと

ある夏、何気なく鹿沼駅で降りてみたら楽しい居酒屋や巨大仏に会えた

居酒屋「もつ屋」にて。おじさんたち、“ブログに上げて、宣伝して”と言うので写真を使わせてもらいました


いい写真だ。満面の笑みとシンプルな品書き。あの日が凝縮されている。これを見るとまた鹿沼に行きたいと思うのだった。


そうして幾度となく訪れることになるのだが、今回は3度行った時のことをまとめて書きたいと思う。

鹿沼は宇都宮からJR日光線で2駅。パンなど食べているとすぐに着く

鹿沼には黒磯の好きなパン屋「カネルブレッド」元スタッフが営むパン屋があるらしいから今度行きたい



車内には可愛い絵が飾られている


初めて訪れたのは7月。駅前に立つ「秋まつり」ののぼりを見て、〝7月から秋の祭りの準備とは早いなあ〟と思ったけれど、それは「鹿沼秋まつり」という文化財のある証だった

2016年ユネスコ無形文化遺産登録おめでとうございます



ユネスコの影になる芭蕉



後に居酒屋もつ屋のおじさんが、鹿沼に来るなら秋に(祭りに)おいでと言っていた


鹿沼は祭屋台をはじめとした日光東照宮由来の彫刻文化に優れた町だった

街角風景


町の工芸品の一つに鹿沼ほうきがあるが、3度行っても躊躇して入れないほうき屋がある


ほうき人形に圧倒されてしまう


ところがこの「夢箒 大坂屋」さんは、宝永元年創業300年もの名店であった
www.yumehouki.sakura.ne.jp
怪しんでごめん。次回こそ入ってみたい


ニュー叶屋さんは人形の看板に惹かれ入ったけれど、節句シーズンでなかったので扱っていなかった

赤パンツの看板も見える。鹿沼巣鴨だな


コインランドリー

個性的な書体


ノスタルジー

吸い込まれそうな道


鹿沼グルメではこんにゃくなどを食べた

玉こんにゃくと言えば故郷の東北地方では煮物として食べるが、鹿沼では揚げてある


鹿沼のある店で店員へ、ご当地グルメ「ニラ蕎麦」について聞いたところ、昔、蕎麦のかさ増しのためにニラを入れたことが始まりだという

〝薬味としてネギが貴重だった時代、鹿沼市の名産だったニラを薬味代わりに使ったことがニラ蕎麦の発祥〟という説も(栃木県民が伝授!鹿沼名物ニラそば レシピ・作り方 by uzuratukune3|楽天レシピ


しかしその店員は今までニラ蕎麦を食べたことがなく、蕎麦は普通のネギなどの薬味で食べるそうだ。地元のリアルな声を聞いた。


後に居酒屋もつ屋のおじさんから、〝鹿沼の蕎麦は何処で食べても美味しいよ〟 と聞いた


続く
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