きっぷ2000円 酒300円

18きっぷでぶらぶらしたり酒を飲んでいます。恥を書いて昇華する。

寺とか行かない京都 嵯峨野の巻

※京都の巻は時系列順不同で綴っている


ゲストハウスを巡るのも超観光都市、京都の楽しみだ。“町屋改装系”“アパート合宿系”など自分で分類しており、今回選んだのは“高級カプセルホテル系”。大浴場が特色、一泊2500円。繁華街、大丸百貨店の向かいにある
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これは大丸の裏にあった100円立ち飲み。激安店が百貨店を挟むことに京の都の渾然一体を感じる
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二日目の宿はオープンしたばかりでとても綺麗だった。土曜でも一泊3000円
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この東京店は銀座ぐんまちゃん家の上にあったりする。HPに書いてあった宿のコンセプトが【ミニマルにコーディネートされたファシリティ】だって。都内在住でも泊まってみたい
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ご当地ベーカリー進々堂が宿から近かった。モーニングはパンが食べ放題で、開店時間前に行ったら先にいたおじいさんと話すことに。近くにお住まいで、後から来る家族とよく朝食をとるそうだ
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ご家族の隣の席に座らせてもらった。店内は観光客で瞬く間に満席
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おじいさんの奥様は浅草から京都に嫁いだというので、京都の人間関係やしきたりに馴染むまで大変でしたか、と問うと、「大丈夫だった。そういうのはジジババの世代よ」と言っていた。結婚50年の彼女が言うジジババとは
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おじいさんたちはこんなに食べてない



ちなみに錦の立ち飲み屋で会った、20代女子(出身岩手)にも同じ質問をしていたが、「いまはそうでもないですよぉ~」と言っていた。京都の“いけず”文化はとうの昔に終わっていたのか
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京都のパン文化を岩手に持ち帰るべく働きにやって来た女の子、現在たこ焼き屋にお勤め。パンは今“休んでいる”らしい



奥様に、いい人がいるから紹介したいと言われたが、自分既婚。しかしそうなっても京都はもうコワくないんだな
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「これ使って」と貰った割引券。ごちそうさまでした



京都と人形が好きな自分だが、さがの人形の家は初めて訪れた。郷土人形博物館の総本山のようなところ
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ビッシリ!
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HPから収蔵品を見ることができるが、館内撮影可能は有りがたい
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たぶんHPに載ってないやつ


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からくり、鴻巣雛、かつて自分が見た人形をおさらい

館長の挨拶が素敵だった。
~郷土人形は…美の原点である単純素朴で表現の自由な味わいと土のぬくもりがあります/私達に無言で語りかけて来るあたたかい美を持っています。心のふる里、心の対話を求めて下さい~
http://sagano.or.jp/greetings.html
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人形の家を出ると日が暮れていた。周りのお寺など閉まってしまった。しかしせっかく嵐山まで足を伸ばしたので観光してみたい


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クイズを発見

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滝口寺、「滝はありません」が世知辛い

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嵐山といえば竹だね~

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竹だよね~

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畑の中に小倉餡発祥の由来が

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駅のイルミネーション



嵯峨嵐山を後にする。
帰りの電車でおばあちゃんグループにハイチュウをもらった

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おばあちゃんの一人が「これ何?ヌガー?」と言った。いいな、自分もハイチュウをヌガーと呼ぶ女になりたい。




今回もまたいろいろと行き逃してしまった。だから何度も訪れたく、その都度に会いたい人が増えていく… 楽しみが尽きない、旅は

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閉門の字がそぼく

能登川 鳥取の近江商人

ふらり電車で旅する所、自分は愛知と京都の割合が多いがある時、京都に向かう手前の滋賀県大津駅で降りてみたら楽しかった。それでまた滋賀に行く機会を待っていた。

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大津絵が連なる道。可愛い。2015年8月のこと



今年2017年3月、京都旅をひかえた前の週に、都内の鳥取県アンテナショップで滋賀出身の販売員に会った。期間限定で鳥取から来ていた粕漬け屋夫婦で、鳥取に越す前は滋賀県の近江で商人をやっていたという。

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パインアップル粕漬けが美味しかった



それでなんやかんやの話の流れ、滋賀の観光地を教えてもらったので京都と合わせて行こうと決めた。

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名刺の裏に「のと川」などメモしてもらった。鳥取ショップで滋賀の話に花咲かせてしまった




2017年春、18きっぷシーズン到来。

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蒲田から出発

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金山で乗り換えちゃった

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まんまと有松で過ごした

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滋賀に着いたら夕暮れ



ここが商人が言っていた、のと川。商人お薦めの観光地とはJR能登川駅からバスで10分の五個荘、「近江商人」発祥の地だった。歴史的町並みが重要伝統的建造物群保存地区で、水辺の景観が日本遺産。京都ほどの混雑なく大人デートに最高らしい。

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商人の今の奥さんは3か4人目って言ってたからモテるのだ。信頼できる (覚えてなくてごめん)



しかし観光地の夜は早い。見学施設は間もなく閉まるだろうから改めてまた訪れることにした。ではなぜ能登川で降りたかというと、いい店があったのだ。

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今夜もお酒の時間ですよ



駅から1分。「立ち呑み酒場」というなんでもない名だが岡村本家蔵元直営、扱う日本酒は「金亀」だけという特色ある店だった。

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ここの丁子麩の酢みそ和えのおかげで麩にハマった


地酒金亀と、焼いた酒粕も美味しかった。五個荘を逃して他に寄れそうなところを検索し見つけた店だが、あの商人のおかげだ。ありがたい。立ち呑みというけれど店内イス有り、地元客でいっぱい。東京から赴任してきているお客さんもいて、“金亀は魚三酒場(門前仲町とかの名店)で飲める” と教わった。ぜひ行ってみたい。



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京都へ向かいライブを見ました




旅から戻り名残惜しく五個荘のパンフレットを眺めると、「近江商人」のことが詳しく書かれていた。

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この本よくできてる


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てんびん坊や…あの商人がこんな顔だった気がしてきた


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近江商人の中では後発である五個荘商人の苦労は大きく、決して有利な立場ではありませんでした”…大変だったのね商人


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近江商人は絶対に天秤棒を離そうとしませんでした”…意志を貫く商人


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“こやしになるからと言って田にワラジを放り投げた”…偉人伝



あの粕漬け商人に思い馳せる。近江商人パンフレットに“革新的な商法で全国津々浦々に行商し” と書かれており、…ああフルーツ粕漬けに通ずるな

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粕漬け商人ホームページより
『私は鳥取県にIターン移住し満4年余りに成りますが、本年75歳になる老人が妻と二人で精魂こめて造り上げた粕漬けの逸品です。味の好みも人それぞれと異なりますが、味覚の異なる方々の意見を謙虚に聞き取り、今後の商品改良の参考にしていく所存です。安全安心で美味しい食品造りに新たなる味を求めてーーーーー限り無き挑戦。』
http://www.geocities.jp/inabakoujizen/goods.html

商人…立派だよ、出会えてよかった。



パンフレットにある近江商人博物館が面白そうだった。“展示室に一歩踏み込めばそこは、数百年の時空を越えた近江商人オデッセイの世界へとご案内いたします”

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壮大。館内は楽しく親しみやすい内容となっています。とのこと



博物館以外にも興味をひかれる記事があった。“豪商屋敷庭園の珍石・巨石”、“郷土人形おばたでこ”、自分の好きなものが集っている町のようだ。近江上布の雛人形も見てみたい。

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こんな色の見たことない。琵琶湖の青をイメージしているそう



五個荘には行けなかったがパンフレットでずいぶん楽しませてもらった。期待を膨らませ、次回訪れる時を楽しみにしておこう。なお、鳥取県には全く触れず申し訳なかった。今度の休みは鳥取パンフレットで妄想旅行しようか。

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魚三酒場はさっそく行った




追伸:この記事と同時に「はてなブログ今週のお題 おやつ」を書いていたら驚いた。新宿のドラッグストアで買った、その製造所が五個荘だったのだ。このかりんとうの。

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最近のおやつといえばコレだな、って調べたら!


山脇製菓のかりんとう製造工場は、豊かな自然と水源豊富な滋賀県東近江市五個荘七里町にあります。独自の製法と厳選された原料で、素材のよさを生かすために、酸化防止剤、保存料を使わないかりんとうを製造しています。
http://www.yamawakiseika.co.jp/business/



鳥取ショップで粕漬け商人に出会ったのが今年3月初め。「これも何かの縁だ」といって色々お話して下さった。あれから約3カ月、今ひしひしと縁を感じている。




画像データ及びパンフレット提供
東近江市観光協会
http://www.higashiomi.net/

4月まとめ~連続小説ひよことか

4月の酒場を振りかえる。

 

満開の桜もなんのその、今宵も新橋地下へ。“こひなた田中さんの夫は妻より花が好き”。カボチャの煮付けが美味しかった

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蒲田物語にカボチャ焼酎があった。“オニウシはかぼちゃを主原料とした世界ではじめての蒸留酒”とのこと

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新橋壱番館の料理、多い多いといつも言っていたら(嬉しい悲鳴)今度タッパー持ってきていいよ、ということになった

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勘蔵のがっつりどん、カレーうどんの丼のふたに肉巻きおにぎり(私のではない)立ち飲み屋のメニューと思えない
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雑色の、一見普通の大衆酒場だがタイ料理が食べれる店に行ってみた。お近づきにと隣のおじさんがくれたメロンパン、生クリームと小豆とラスクが挟まっていてガッツリものだった。近所にメロンパン屋ができたから買ってみたらしいが、おじさん、酔って店で一番高いの買わされたんじゃないの?という心配

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前述の店を検索した時に知った、別の雑色タイ料理店。行ってさっそく49名のグループラインに参加。恐縮

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船橋増やま。ぎゅうぎゅうのコの字カウンターで地元カップルとお話、旨い安いで千葉に行くときはまた寄ろう

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静岡に行くときは必ず、と先月心に決めたひよこへ再訪。先日千葉の山で会った焼津の女性に店を紹介した。いつかここで再会できたらいいな

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イチゴーのタコ天が練り物らしからぬパンチ。ここで話したおじさんが静岡に座禅通いしてるって

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千葉へ行った時に寄れなかったご当地チェーン「づめかん」。東京にも店舗があると知り、後日「ドラム缶」女子会の2軒目に予定した

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しかし改めて確認すると閉店していた。するとドラム缶店長が行徳店を教えてくれた。千葉県内だが東京から近い

 

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2軒目行徳づめかん。さらにづめかん店員から教わった「ありが亭」をその日の3軒目にした。皆、他店を快く紹介してくれる

 

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ベタに、ありがてえ

 

 

群馬ショップ。隣の席の子がぐんまちゃんのおっかけで、来月桶狭間に行くそうだ

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福島ショップ。隣の席のおばちゃんが夜行バスで奈良の桜を見に行ったそうだ

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長野、おさけ村改め「酒蔵信州」。隣のおじさんに、それ(手持の有松絞)いいねと言われた

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新橋むらまつ試飲会。試飲メニューとは別にボトルを入れていたお客さんのそれは栃木県小山の酒。私来月、小山に行ってきます

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今日があって明日がある

 

 

すみだガラス市

すみだガラス市の買い物後に、6枚集めて景品と引換えとなる券の端数を、ゆずりゆずられ合った話。

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すみだガラス市とは、墨田区で開かれている唯一の市であり、ガラス器だけの市は日本で唯一です。http://www.tobu-glass.or.jp/menu33.htm

 

 

券は500円買い物するごとに1枚もらえる。自分は当時4枚を手にし、枚数たらず帰ろうとしていたら、同じく余らせている女性から4枚ゆずり受けた。

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会場は錦糸町駅から徒歩5分、大横川という川のほとりのちょっとした公園。近くにはもっと広い錦糸公園や、両国国技館等がある。私的には駅前のロッテホテルの〝コアラのマーチ朝食ビュッフェ〟が当地名物だと思っている。写真は会場へ向かう途中の津軽稲荷神社。亀が近い。

 

 

ガラス市の景品交換所前、この譲渡の光景はよく見られ、かつて自分もゆずったことがある。それで今回は有り難くいただくことにした。景品1つゲット。

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市は、食器好きなお母さん、酒器を見ているお父さん、おしゃれ雑貨を探すお姉さん、切子などの体験を楽しむ家族等で賑わう。自分は工芸品好きとして見に行っている。

 

 

券、2枚になった。市は終わりの時刻で人まばら。もう端数のことは気にせず帰ろうと思ったところに券5枚持ったおばちゃんがやって来て、くれると言う。

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東京の公園イベントといえば代々木、日比谷などの飲食フェス、市といえば世田谷ボロ市が有名だろうか。ガラス市の認知度どれくらいだろう。全部キラキラして綺麗で可愛いから女は行くべきだ。

 

 

いやいやいや!私こそゆずります! と遠慮したものの、いーのいーの!という押しを受け入れた。景品2つ目ゲット。

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昨年は嵐に遭い大変だった。強風でガラス割れるし、飛ばされそうなテントを支えながら、体を張って運営していた。苦難もある25年続く市。

 

 

最後に券1枚を手にしていたら、同じく1枚持った方と目が合った。誰かにゆずっていくと言うので、自分の残りも託した。その後また誰かに渡ったのだろうか。

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ガラスは東京の地場産業。市には若いガラス作家が多数参加しているものの、工場従事者は高齢化しているらしい。ある工業ガラス企業のブースで、店のお母さん(78才)オススメのアクセサリーを買った。お母さんは〝アクセサリーはもう作らず、売り切ったらおしまい。私の若い頃はこういうのなかった。ぜひ身に付けて青春を謳歌して〟と言って、チョコをくれた。

 

 

すみだ、ガラスと人情の市であった。

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景品の醤油差し、液ダレしません。

 

 

有松 福よせ雛

節句。愛知県辺りでは福よせ雛という催しがあり、全16会場の中に好きな町・有松が入っている。是非とも行かねば。

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福よせ雛とは…「雛人形のリサイクルプロジェクト。名古屋市近郊の主婦9名有志でプロジェクトを立ち上げました。雛人形たちは、みんなに笑顔と福を呼ぶ「福よせ雛」生まれ変わって人や施設や地域をつなぐキューピッド役として各会場で新たな生活を送っています」http://www.shakaibunka.jp


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18きっぷ道中は豊橋でピレーネを買うのが決まり


鈍行列車で東京から向かい、昼に有松到着。はやる気持ちを抑えてまず駅直結のイオンで休憩。

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個室にあった謎の貼り紙


御手洗いを済ませると、謎のアトラクションもあったので試してみた。

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タイカ~ン!

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コースを選ぶ。「アクアライド」にしてみた。1搭乗400円

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平日の昼間、他に客なし



3分45秒の水中コースター、タイカン終了。酔った。愛知県に降り立って早々に珍スポットの洗礼いただいた。

受付女性にこの謎の施設について尋ねると、韓国からきた4D立体映像体験で、日本にここだけ。そういうものに疎い自分は、こういうのは最近のゲームセンターなどにあるものなんでしょうか?とふわふわな質問をしたら、長久手マックスバリューのブイアールのほうが映像きれいかも、とのことだった。

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日本にただ一つ、イオンに潜む
http://www.gprider.net



長旅の小休憩のつもりが予想外にまた消耗した。しかしこれも一種の充実だ。4D酔い解けぬまま有松を歩き始めた。

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パンだ!



またも障害物が。有松の道はなかなか進めない。

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ねこだ!



有松は伝統工芸有松鳴海絞りの産地で、絞り染めが好きな自分は3度目の来訪だ。今回の「福よせ雛」は、町家、土蔵、絞り店が連なる東海道800mの間に、雛人形が飾ってあるらしい(当イベントは初参加)

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駅近で絞り+人形+パン+ねこ、のある散歩=最高でしょう


少々寄り道したが間もなく福よせ雛に会えた。かわいい。本当に雛人形がキューピッドに見える。

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買ったパンは絞会館で食べた。こちらでは血圧が計れる。

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多目的ルーム



自分が有松を訪れる大きな理由の一つが、この会館での買い物だ。いつも時間を要することになり、その後の予定が済まなくなる。


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資料室に上がったことない。いつも寄れなくてごめんね、しぼりちゃん(勝手に呼んでいる名前)


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ふだんは渋い売場も華やか



有松観光案内にて山車会館や桶狭間を紹介いただいていたがまた、時間切れで断念した。案内のお姉さんが作った福よせ雛の話を聞いていたので、最後に見に行くことに。

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読みごたえあるパンフレット




お姉さんの雛人形は古い漫画を模しているそうで、わかるかな?と不安そうに言っていたがそれはセーラームーンだった。かなりの同世代だ。

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知ってる、前身のスケート漫画くらいから知ってる



そうしてミッションをクリアした心地で有松を後にした。

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